れもん・は～と

[はずかしい～] カテゴリの記事

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• 町で見かけた風景

  今朝は龍クンより早く駅に着いた。駅前にはいつもの如く、タバコを吸ってるオジサンたちが、辺りの迷惑も顧みずせっせと煙幕を張っていたけど、その中にスッゴク綺麗なおネエさんがいた。スーツのミニスカートからスラッと伸びた脚に、網目模様のストッキングと黒いハイヒール。ボクもタバコの煙は嫌いだけど、「このおネエさんが吸うなら構わない」って思えるほど、タバコを吸う姿も極まってる。派手なわけではないのに、そこだけ眩く輝くようなオーラ。吸殻を捨てる仕草も超カッチョイー。そんな女のボクでさえボーっと見とれてしまうような魅力的なおネエさんを見てたら・・・タバコを吸い終わって歩き出したそのおネエさん、歩き方がなんか変！よく、慣れないハイヒールを履いてヒョコヒョコ歩いてる子がいるけど、そのおネエさんも正にそう！せめてボクの視界から消えるまで、カッチョイー格好でいて欲しかったな・・・今日は月曜日だからバイト。忙しくも無く、かと言って暇な訳ではない３時間半を過ごして家に帰る途中、この季節なのに超ミニを穿いてる高校生を見かけた。でも彼女、スカートの下に体操着のハーフパンツを穿いていた。そんな格好するくらいなら、超ミニなんか止めれば良いのに・・・でもって一緒にいたオトコの子、ズボンを太腿の辺りまで摺り下げて穿いていた。そういう格好してる子ってよく見かけるけど・・・カッチョワリー！

  November 28, 2005

• 日記・・・

  なんか書こうと思っては見るものの、一昨日のことが頭から離れなくてなかなか進まない。気持ちの整理が出来ない・・あんなこと・・・もうちょっと落ち着いたら書きます・・・※誤解をする方がいると思うので念のため・・　最後までやっちゃったわけでは無いよ！！

  November 25, 2005

• 勤労感謝の日

  いつの間に決まっていたのか、今日は家族で動物園へ。「勤労感謝の日なんだから、家でゆっくり休んでれば」ってパパに言ったら、「昔はそうかもしれないけど、今は勤労できる事に感謝しなきゃ」って訳わかんないこと言ってた。ボクは今さら動物園って年齢でもないので一人お留守番。なにをやろうかなって思ってたら、例によって窓をコツコツ叩く音が・・・「科学と数学、教えて！」って、晶がいつものように窓から入ってきた。いくら同じ新生児室にいたと言っても、晶は中三の受験生でボクはれっきとした女子高生。たまにはお姉さん風を吹かしてやろうと、余裕の表情で偉そうに教えてたら、「あ～、由美子もボクと同じ間違いした～！」って、高校生の威厳が丸潰れ・・一心不乱（？）に勉強してたら、時計の針はいつの間にか１１時を過ぎていたんで、「お昼どうするの？」って聞いたら、「それより、面白いモン持ってきたんだ～」って晶はカバンの中からＣＤみたいなモンを取り出した。「友達から借りてきたんだ」って言う晶の手には、アダルトＤＶＤが２つ。「中坊のクセに、なんでそんなモン持ってるのよ！」ってボクが言ったときには、晶はさっさとそれをセットしてた。今までボクはそんなモン見たこと無いから、恥ずかしいのとドギマギがゴッチャになってたら、プロレスのリングみたいなところに服を着た女のヒトが立ってる画面になったから、「アダルトじゃないの？」って聞いてみたら、「左のヒトが柔道黒帯で、右のヒトが空手黒帯なんだって・・」って。なんか嫌～な予感がしたけど、案の定・・・女子プロレスとは違う、Ｋ－１やＰＲＩＤＥとも違う、もちろん柔道や空手ではない。異種格闘技戦って言葉が浮かんだけど、やっぱりなんかしっくりこない。審判がいるけど、これは正しく喧嘩・・・服は破れ、パンストやパンツも破れ、おっぱいやお尻が見えちゃってもお構いなしって感じで、ひたすら相手を打ち負かそうとしている。２学期の初めにボクも喧嘩しちゃった事はあるけど、ここまで酷くは無かった筈・・・でもやっぱり、そのときの嫌悪感を思い出して、でもテレビに映る女の喧嘩にちょっとだけ興奮して、それがまた嫌悪感を上乗せしてちょっと鬱な気分になってたら、「由美子って柔道黒帯ジャン！もし由美子が喧嘩したら、やっぱりこんな風になるの？」って、目をキラキラさせながら聞いてきた。ボクが言葉に詰まってるといつの間にか試合（？）が終わっていて、判定で負けた女のヒトがトンでもない目に遭っていた。「すごかったね？」って言いながら次のＤＶＤをセットする晶。自分でも分かるほど気持ちが昂ぶり始めているのを必死に堪えてると、晶も同じなのか指先がちょっと震えていた。次のＤＶＤはなんかドラマみたいな始まり方をしたけど、結局は♂と♀のＨなシーンばっか、って思ってたら♀と♀のＨや、またしても女の喧嘩や、何がなんだか分かんないようなストーリー。いつの間にかピッタリならんで画面を食い入るように見ていたボクたちは手を繋いでいた。ドギマギが表に出ないようにボクは必死に平静さを装っていたけら、時々晶が手をギュッと握ってくるんで、思わずボクも握り返していたみたい。「由美子、Ｈしたことある？」って擦れたような声で聞いてきたとき、ボクも口の中がカラカラに乾いていて、「まだあるわけ無いじゃん！」って言葉がはっきり言えなかった。そしたら晶が「ねえ、ボクたちもやってみない？」って言いながら手を伸ばしてきた。「ダメだよ！」って言うボクも何故か抵抗しきれない。画面と同じように膝立ちで向かい合って、画面と同じように唇を合わせて、画面と同じように手が・・・♀同士でこんな事やるのって、やっぱオカシイよね？でも、♂の龍クンが遠慮がちに触ってきたのに対して、♀の晶が遠慮なくって言うより、ボクも♀の晶に対して同じように遠慮なく触ったから・・・二人とも変な格好して、二人ともあちこち触りまくって、二人とも変な声だして、それを抑えるのに唇を押し付けあって・・・お風呂や更衣室で悪戯半分にタッチするのとは違う妙な感覚・・・やっぱボクって変態？？？

  November 23, 2005

• 店長の告白

  今朝は目覚し時計が鳴る前に目が覚めてしまった。しかも、とんでもない状態で・・・昨夜寝るときは気を付けていたにも拘らず、ボクの右手はあらぬところに・・・ボクどうしちゃったの？本当にマジでヤバイよ！駅に向かう途中も、「龍クンに会ったら何て言おう？」って、ずっと考え通しのボク。でもって駅に着いたら、龍クンもちょっとバツの悪そうな顔してた。おとといからの事なんて、恥ずかしくてとても言えない。でも、龍クンもなんかモジモジしてる。何て言ったら良いのか分からないのと、恥ずかしい気持ちを誤魔化そうとしていたボクの口から、自分でも想像できないような言葉が飛び出してしまった。怒ったような顔して「馬鹿！」って言った龍クンは、それでもやっぱり恥ずかしそうにモジモジしてた。気まずい雰囲気の中で一緒に電車に乗ったけど、ほとんど話が出来なかった。でも、しっかりと手を繋いでいたボクたち。「バカップルでも良い」って、本心から思った。今日は月曜日だから帰りはバイト。やっぱり今日も年賀状の受け取りのヒトたちがボクの前に列を作っていたけど、仕事が終わったら、深刻な表情をしてる店長に呼び止められた。「ゆみちゃん、大事な話があるんだけど・・」ちょっと待ってよ！店長とボクとでは２０歳近く年が離れてんだよ！それに、店長には綺麗な奥さんと可愛い子供がいるじゃない！！それからボクには、龍クンって言う大事なヒトがいるんだよ！ボクの心臓は、今にも口から飛び出すんじゃないかってほど、ドギマギドギマギ・・ボクの目をじっと見詰める店長が、次に口にした言葉は、「この店、来年の３月いっぱいで閉めることになったんだ」えっ？「俺は地区本部に行くことになってるんだけど、ゆみちゃんが続けたいって言うなら、他の店舗で働けるようにするけど・・」「考えさせてください！」って言うのがやっとのボク。でもマジでコクられるかと思った・・・

  November 21, 2005

• 忍耐力ゼロ？

  昨日、全然出来なかったって言うより直ぐほかの事を考えて編み物が全然進まなかったから、今日は気合を入れてマフラー作り。『無の境地！無の境地！』って頑張ってはみるものの、気が付いたら編み棒を弄んでるボク。１ｃｍ編むのに２時間も掛かって、「これじゃ本当にＸマスには間に合わないぞ！」って焦る気持ちばかりがドッカーン！こんな事じゃいけない！って、本当に気合を入れ直して必死に編み棒を動かしてたら指が攣った。マジでヤバイ！って思ったから、「急がば回れ」って気分を落ち着けるために目を瞑ってみた。中学の時によくやってたイメージトレーニングじゃないけど、「ここに入れればこうなって」って編み物の出来をイメージしてるうちに、龍クンがしたらここの模様が前面に来て、垂らした先はこうなって・・でもって、気が付いたらまたまたスカートに手が伸びてるボク。こんな事じゃいけない！って思いはするけど、やっぱり『心ここに在らず』って感じで、なかなか進まないマフラー作り。って言うより、気が付くとスカートに手を伸ばしてるボクって、欲求不満？本当はもっとやって欲しかったの？最後までやって貰いたかったわけ？ズボンの中でカチコチに硬くなってた龍クンの・・・コラ、ゆみこ！官能小説じゃないんだぞ！Ｘマスまであと３４日。脇目もふらずに編み物に集中しないと、Ｘマスに間に合わないぞ！！

  November 20, 2005

• ボクって・・

  今日は予定が何にも無いから、龍クンへのＸマスプレゼントにするマフラーを編もうと思った。本屋さんで買ってきた手芸本を机に広げて、まずはデザイン（？）の検討。あれも良いなこれも良いなって見ながら、「龍クンがしたら、どんな風になるかな？」って考えてるうちに、昨日のＸマスツリーの光景が蘇ってきた。眩いばかりにキラキラと輝く光の洪水、ポツリポツリと街灯があるだけの巨大な公園、自動販売機で買ったホットココアの温もり、壁に背中を押し付けられた時のヒヤリとした感覚・・・ハッと気が付くと、スカートの中に手を入れてるボク。ちょっと、マジ？？ヤバイよ！！気を取り直して、溜めてる日記を書こうとパパの部屋に行った。一昨日はメッチャ寒かったけど、我慢してミニスカ生脚でご出勤。昨日は龍クンにおねだりして多摩センターのＸマス・ツリーを見に行って・・「由美子、パソコンやってるのか？」ってパパの声で我に返ると、またもやボクの手は・・・ボクって変態？ボクってスケベ？ボクって・・・

  November 19, 2005

• やせ我慢？

  目が覚めて、って言うより目覚まし時計に起こされて、渋々布団から出たら、部屋の中も少しヒヤっとしてた。『風邪を引いたら学校を休める』って思ったんで、今日もミニスカ生脚で頑張ろうかなって思ったけど、「そんな格好してるから風邪を引くんだ！」ってバカにされるのも嫌なんで、どうしようかマジに考えてる内に、「ゆみちゃん、起きてるの？」って玲子ちゃんに声を掛けられてしまった。で、結局は今日もミニスカ生脚でご出勤。以心伝心と言うかテレパシーとでも言うのか、駅で会った龍クンにも「そんな格好してて風邪引いたらバカだよな！」って言われちゃった。そしたら急に、先月の終わりに風邪を引いて２日間休んだ後の事を思い出したから、「ねえ、どっちなの？」って聞いてみた。ボクが何の前置きも無しに聞いたもんだから、龍クンの顔が？？？になったんで、「この前、ボクが風邪を引いて学校を休んだとき『バカじゃないって分かって安心した』って言ってたじゃない」って言ったら、「バ～カ！！」って言われちゃった。学校の帰りにバイトに行ったら、ボクの店のカウンターにクリスマスの飾り付けがしてあって、バイトが終わって「寒いよ～」って言いながら帰る途中にも、「これでもかっ！」って言うほど家中をピカピカ光らせてる家が２軒あった。思わず見とれちゃったけど、これで本当に風邪を引いちゃったらどうしよう？？？

  November 17, 2005

• 蘇る悪夢？

  いつまで我慢できるかな？って思いながら、今日も生脚ミニスカでご出勤。いつものように駅で待っててくれた龍クンも、「結局パンストは１日だけだったんだ」って言ったから、「あっちの方が良かった？」って聞いたら曖昧な顔してた。途中で乗換えていつものように急行の一番前に乗ったら、今日は運転手さんが沢山乗ってて、いつもより運転が荒っぽい感じがしたんで、「新米の運転手さんなんだね？」って話してたら、急にブレーキが掛かったみたいになって、ボクは思わずよろけてしまった。そしたら、慌ててボクを支えようと伸ばした龍クンの手が、ボクの胸を掴むように触ってしまって、ボクは思わず変な声を出しちゃった。メッチャ恥ずかしかったけど、龍クンももっと恥ずかしかったみたい。でもその後で、龍クンが顔を近づけてきて、「やっぱ由美子って、かなり着痩せするんだな」って耳元で囁いてきた。自慢じゃないけど（メッチャ自慢したいんだけど）、ボクは結構スマートな自分の体に自信（笑？）を持ってて、制服を着てるときは分かんないかもしれないけど、ちゃんと出るトコは出てるし引っ込むトコもちゃんと引っ込んでる。だから龍クンもそう言ったのかなって思ったけど、ちょっと待ってよ！「やっぱ」って何？「やっぱ」って・・・だから龍クンに負けないくらい小さな声で聞いたら、「ほらっ、香ちゃんと喧嘩してるとき、俺が無理やり引っ剥がしたろ・・」って。あ゛～～～！蘇る忌まわしい記憶。後ろから抱きかかえるように、香からボクを引き離す龍クン。「バカ！どこ触ってんのよ！この変態！スケベ！」完全にキレてたボクが上半身を突き出すように吐いた暴言。「そんなに触りたいんなら触れば！ほら、触りなさいよ！」自分でも分かるくらい、本当にカーッと顔が真っ赤になってしまった。電車を降りてもメッチャ恥ずかしい気持ちだったのが顔にも出てたみたいで、改札の前で待ってた志保が「変な顔してどうしたの？」って聞いてきた。ボクが「なんでもない」って答えたら、「電車の中でイチャついてたんじゃないでしょうね？」って言われてしまったけど、返す言葉が見つからなかった。

  November 10, 2005

• なに考えてんの？！

  あれから一週間、龍治クンの真意を聞こうと思っても、二人っきりになれるチャンスが無い。恥ずかしいのとひとりだけ抜け駆けしてるみたいなんで、純子たちにも相談できない。何度も携帯を手にしたけど、自分の気持ちが分からないボクは何を話して良いかも分からず、龍治クンに電話をかける事すら出来ない。今日もそんなモヤモヤした気分で授業が終わったら、貴子ちゃんが「一緒に遊びに行かない？」って誘ってくれた。でも今日はバイトだからって断ったら、そんなのサボっちゃえば良いじゃないだって。カチンときたから言いたい事だけガー捲し立てたら、教室に残ってた子たちがビックリしたような顔してた。駅のホームでボーっと電車を待ってたら、突然「さっきナニ喧嘩してたんだよ？」って龍治クンに声を掛けられた。やっと話ができるって思った途端、一週間のモヤモヤとさっきのイライラが重なって、つい「１週間も放ったらかしにして、何してたんだよ！」って言ってしまった後、今までだったら普通にお喋りできたのに、妙に意識しちゃって言葉が続かなかった。そしたら龍治クンが「俺のこと嫌いか？」って突然聞いてきた。小学校の時からの友達にそんな聞き方されたら「嫌い」って言えるわけ無いじゃん。ボクが俯きながら黙って首を振ったら、今度は「じゃあ好きか？」って聞いてきた。「ズルイよ、そんな聞き方」って言おうと思ったけど、急に周りが気になっちゃって「って、なに電車の中でそんなこと聞いてんのよ！」って言っちゃった。本当はもっと話がしたかったけど、バイトがあるから駅でバイバイ！あれっ、日記書いてて今気付いた。本当はもっと話がしたかった。本当はもっと一緒にいたかった。本当はもっと龍治クンの事が知りたかった。本当はもっと・・・

  September 8, 2005

• 始業式

  今日から２学期。夏休み中に作ったミニスカ制服で登校して『ボクたちは男子の注目の的』のはずだったのに、体育会の部活に所属している子たちを除くと、半分近くの子がミニスカ制服にしていた。でも、１学期の終わりにボクのクラスで一番最初にミニスカ制服にしてきた貴子ちゃんが「そんな格好してたら上級生に目つけられるよ」って言ったもんだから、みんな慌てて折り返していたウェストのところを直していた。結局、ちゃんとしたミニスカ制服を作ってたのはボクたち４人と貴子ちゃん、それにいつも貴子ちゃんたちとつるんでる涼子ちゃんの計６人。裕子と香は端から超ミニにするつもりは無かったみたいで、超ミニのボクと純子や涼子ちゃんほど短く見えなかったけど、極ミニの貴子ちゃんにはボクらも全然適わなかった。それでも他の子たちに比べれば、思いっきり短く見えるスカートになったボクらは、男子の視線の奪い合いになるかと思ったけど、スカートがフワフワ浮いて捲れそうになるので、いつも以上におしとやかになってしまった。そんな中で貴子ちゃんと涼子ちゃんは平然と動いてるから「パンツ見えちゃっても恥かしくないの？」って聞いたら、「ちゃんとブルマーをはいてるから大丈夫！」だって。帰りの電車で貴子ちゃんの言葉を思い出したボクは、「そりゃあ確かにパンツは見られたくないけど、真夏に毛糸のパンツをはいてるみたいで熱くないのかなぁ？」って思いながら乗換駅で電車を待っていたら、ホームに同じクラスの龍治クンがいて、ボクに気付くと近づいてきた。１学期の終わりに女子だけで男子の品評会をやったとき、あいうえお順で彼の番になったら誰かが「一度も話したこと無いから分からない」って言い出して、そしたら「わたしも」「わたしも」って１学期の間に女子は誰も龍治クンと話した事が無いのが判明して、さらに別の子が「アイツ、女子のこと完全に無視してない？」って言い出したもんだから、『女嫌い』って思われてしまった彼の事を、クラスの女子たちは陰で「メメケン」って呼んでいる。もっとも貴子ちゃんは「なんか硬派って感じで、ちょっと良くない？」って気がある素振りを見せてたけど、多分まだ話した事はないんだろう。実はここだけの話なんだけど（ってホムペに書き込んでココだけは無いとは思うけど）、ボクは誰もいないところで龍治クンと何度も話した事がある。って言うより、龍治クンとは小学校のときからの友達で、本人は否定してるけど彼が女子に近付かなくなった原因を作ったのはどうやらボクらしいので、教室では声を掛けないだけなのだ。龍治クンが「オマエこの頃どうしたんだよ？ミニスカなんか穿いちゃって」って声を掛けてきたんで「気になるの？はは～ん、さてはボクに惚れたな！」って軽口をたたいたら「あぁ」ってひとこと言った。電車が動き出してようやく龍治クンの言葉の意味が分かったボクは、急にドギマギしてきて、彼の顔をまともに見れなくなってしまった。別れ際に「さっきの冗談でしょ？」って聞いたら、電車のドアが閉まる直前に「マジだよ！」って言った龍治クンの顔は、ちょっと恥ずかしそうだった。家に帰ってもバイトに行っても龍治クンの事が頭から離れなくて、その度にドギマギしっぱなしだった。これって初恋？？？

  September 1, 2005

• バカップル

  今日も朝からご飯の準備に洗濯・掃除。「ボクが大人になって結婚したらこんな生活になるのかなぁ」って思ってたら、純子から「ミニスカ制服できたよ～」って電話が掛かってきた。幼稚園児に一人で留守番させる訳にもいかないから、麻耶を連れて電車でお出掛け。ボクの悔しい気持ちなんか知るはずもない純子は、今日も駅前まで原チャで来てくれたけど、麻耶を連れたボクの姿を見るなり「ゆみこ、ヤンママみた～い！」って。「テメー、コノヤロー、フザケンナヨ！」って気持ちをグッと堪えるボクの神経を逆撫でするように、麻耶が「ヤンママ、ヤンママ・・」って連発するから、「変な言葉を教えないで！」って言うのが精一杯。テーラーで試着して、相当無理な姿勢をとらない限りパンツが見えないのを確認して、再び麻耶を連れて電車に乗ったら、ドアのところでいちゃついてるカップルがいた。見ているこっちが恥ずかしくなるようなピンクロリと、キモオタって表現がぴったり合う汗かきメガネデブ。人を外見で判断しちゃいけない事くらいはボクでも分かるけど、いくらなんでもヒド過ぎるって思いながらそっちを見ないようにしてたら、麻耶が突然「あの人たち、なんで電車の中でチューしてるの？」って大きな声で言った。恐れを知らぬ幼稚園児の言葉に、車内は凍りついたような雰囲気に包まれた。「しーっ」って言ったときは後の祭りで、ピンクロリが凄い顔でこっちを睨んでた。「ヤバっ」って思いながらもよ～く見たら、ピンクロリは中学のとき隣のクラスにいた根暗ポエムで、一緒にいるメガネデブはボクのクラスにいたアニメオタク。「我が母校の恥、勘弁してよ～」って思ってたらアニメオタク汗かきメガネデブもボクの事に気付いたみたいで、急に恥ずかしそうな顔をしたから、ボクも麻耶に負けないくらい大きな声で「あーゆーのをバカップルって言うんだよ！」って麻耶に向かって言ったら、あちこちから「ぷっ」「ぷぷっ」って噴出す声が聞こえた。晩ご飯を食べて麻耶と一緒にお風呂に入ったら、麻耶が「蝶々、蝶々・・」って言いながら肩の焼け残り触ってきた。メチャクチャくすぐったかったけど、くすぐったいだけじゃないミョ～な感覚で、何故かドキドキしてしまった。そして心配したとおり、太腿の牡丹にも気が付いた麻耶が「お花、お花・・」って手を伸ばしてきたから必死に隠そうとしたら、麻耶の手がボクの大事なところに触れて、思わず変な声が出そうになっちゃった。「これってもしかして・・」って思った途端、急に恥ずかしくなっちゃった・・・

  August 27, 2005

• 花火大会

  中学の時の親友の真希と久美と一緒に相模川の花火大会に行った。去年家族で行ったときは帰りの道がメチャクチャ混んでて家に着くまで１時間くらい掛かったから「きっとバスも動かないよ」って言って、自転車で行くことにした。７時前に高田橋に着いたときにはもう人がいっぱいで、道路も渋滞してたから「チャリで正解だったね」って話しながら屋台の間を歩いてたら、中学の時の同級生に何人か会った。でもみんな浴衣を着ていて、半分以上は彼氏と一緒だった（くやしー！！）花火はもう綺麗のひとこと。堤防の土手のような斜面に座ってると、お尻の底から「ドドーン」って体中に響く音と、パーっと辺りが一瞬明るくなる光景は、夏の醍醐味そのもの！横浜や厚木と違って会場のちょっと上流は相模川の両側が山のように高くなってて、花火の光で山が明るくなるのも他では味わえない雰囲気です。ボクのクラスに何を見ても「きゃー、うそー、かわいい！」って言う子たちがいて、先生に「おまえら他に言葉を知らんのか！」って言われてたけど、きょうのボクたちも「きゃー」「すごーい！」「綺麗！」って３つの言葉しか出てこなかった。花火大会が終わって自転車を取りに行く途中、前の方の河原のところでボーっと光る青白いものが動いていた。ボクたち３人ともその場で金縛りにあったみたいに動けなくなってしまったけど、よく見たら浴衣を着た女の人だった。あんなところで何してんだろうって思いながら近づいていったら、黒っぽい服を着た男の人とキスをしていた。でもその人たちの向こう側に自転車を置いていたから、その人たちの方を見ないようにそーっと横を通り抜けたら、いきなり「んんん～」て声が聞こえたんで思わずそっちを見ちゃったら、男の人の手が浴衣の中に入っていた。まだボクはそんな事したこと無いから、ボクの方が恥かしくてドキドキしちゃったよ。家に帰る途中、真希も久美も黙ったままだったけど、２人ともボクと同じでまだなのかな？でもいつかはああいう事する日が来るんだろうなぁ・・・

  July 30, 2005

• 終業式

  １学期最後の日、ボクのクラスの子が階段を登るときにパンツが見えそうなくらい短いミニスカートにしてきた。ちょぴり悔しいけど、クラスの男子たちの注目の的になっていた。だからと言うわけではないけど、ボクたちも終業式が終わって教室に戻る途中でスカートのウェストのところを折り返してみた。小柄な純子は３ｃｍくらい折り返しただけでじゅうぶんミニスカートに見えたけど、ボクはそれほど短く感じられなかったので、思い切って５ｃｍくらい折り返してみた。ボクたちが勇んで教室に戻ってみても、男子たちはあまり気にもとめてない様子。でも学校が終わって町に繰り出したら、いつもよりボクたちの方を見ている人が多かったような気がした。家に帰って鏡の前に立ってみたら、ブラウスの裾のところがたるんでカッチョワルかったんで、ちゃんとスカートの中に入れたらもっとカッチョワルかった。絶対絶対！２学期が始まる前にミニスカートの制服を作るぞ！！

  July 20, 2005

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