テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:本ネタ
日記記入日:12/19(水)
日記記入率:31.3% またまた通勤読書の記録ですので、スルーしちゃってくださ~い。 『兎の眼』 灰谷健次郎 1974年作 読みながら、私が生まれる前くらいの作品かしら? と思っていたら、1974年の小説でした。 その後、ドラマ化も映画化もされた作品です。 なんで題名が『兎の眼』なんだろ??? 確か兎は出てこなかったような。。 (ハエと、犬と、ひよこと、くらいだったような) 舞台は大阪の工業地帯にある小学校。 そこに通うゴミ処理場の仕事で生計を立てる人々の子ども達。 ともすれば、社会の邪魔者として扱われている 社会の底辺で生きる人々に 真正面から関わる女性新任教師、小谷先生。 破天荒で人間味溢れる男性教師、足立先生。 日本中の学校が、こんなだったら、いいのにな~。 きっと、はみ出る子が一人もいない社会が実現するよな と強く感じました。 心に残った言葉は、 「人間が美しくあるために抵抗を・・・」です。 子どもの表情や言葉が生き生きとしていて 読んでいて、あぁ~、もう一度子育てをやり直したい! と思わせられた一冊。 独断と偏見の判定は、☆4つ~~ ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/04/12 06:45:58 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本ネタ] カテゴリの最新記事
|
|