百
りょう(7歳)が漢字の勉強をしている。単語帳に書いて、覚えているみたいだ。表には漢字だけを書き、裏には、読み方、書き順、イメージ図を書いている。イメージ図を見るのがおもしろい。「目」や「木」は、そのものズバリが描いてある。「一」 や「五」などの数字は、えんぴつを数字の分だけ描くことにしたようだ。「百」は、えんぴつの絵が、小さくたくさん描かれていた。「りょう、これ百本あるの?」「うん、そうだよ」「ほんとに?」「じゃあ、数えてみるね」「あれぇ~、97本しかない~~。おかしいな、もう一度かぞえよう」「あれぇ~、105本もあるぅ~~~」数えるたびに、本数の変わるえんぴつの絵。そんな楽しい絵を使いながら、漢字を覚えているようです。