4回の合宿所掃除が終了。
窓の「さん」とか、部屋の隅とか、細かいところを見るときりがないので、とりあえず生活が出来る程度にはなったので、よしとしましょう。4回目の掃除の終わりごろになって、「男子の入り口の靴入れがボロボロで移動すら出来ない」と言われても困ります。でも大至急「大工さん」に早代わりして、大補強。とりあえず使えるようになったので、今年は、これで我慢我慢。来年は「ペンキ」で何とかしよう・・・とにかく、合宿費は11年間据え置きなので(中学生、15,000円。高校生、18,000円)、自分で出来るところは何でもやる。しかし、このところの暑さで、「瓜」がやられているようだ。他の野菜類も成長が悪い。これは困る。しかも、「水がめ」(高知の早明浦ダム)の水も減り続けていて、「節水」が叫ばれるようになってきた。ということで、今日7月26日(土)の授業は、なし。高1を「合同」(ABクラス分けをしないということ)にして、しかもT所君をフル活用で、私は、明日のテスト作り。高2の数学テストを2枚作り上げた。模範解答は明日。というのも、合宿所の「最終チェック」をしなければならない。明日はソフトの練習も休んでいる。ところで、6月中に出されるはずだった、「自己推薦入試」の高校による「求める生徒像」が発表された。ここで確認してください。塾生の最も多くが受験すると思われる丸亀高校のだけ引用しておきましょう。「次のa、bの内容のすべてに該当する者。a 中学校における学習内容が極めて良好で、論理的な思考力や表現する力にすぐれ、特別活動等においてもすぐれた成果やリーダーとして熱心に活動した事実のある者b 入学後、学習と特別活動等の両面において、積極的に取り組む意欲のある者」だそうだ。果たしてこれらすべてに該当する子が一体何人いるだろう。先日来、自己推薦入試に出願するかどうかの調査をしている。今のところ、出願予定の子がたくさんいるけど、親子会で話したように、殆ど「落ちる」制度だということが果たして分かっているだろうか・・・・?それにしても、その昔「期待される人間像」というのがあった。そこでは結局「正しい愛国心」や「象徴への敬愛の念」が中教審や文部省から押し付けられたのである。「彼ら」が、着々と実体化してきた歴史は横においても、「求める生徒像」とは、余りにも「おこがましい」。しかも、その内容たるや、全くのステレオタイプ、しかも、かの「期待される人間像」に繋がるものを感じて、寒々とした気持ちになる。そうした学校に追随する「進学塾」の多さにも苦笑を禁じえない。