やっぱり、おにいちゃんや!
「やっぱり、おにいちゃんや!」子どもの成長におどろきを感じたこと。かっこいい、おにいちゃんになったなぁ。こんな年長組さんになってほしいなぁ。ある男の子A君とは、3歳児でけっこう関わっていた子。かなりやんちゃで、口悪かった。友達に手を出したり、とにかく乱暴だった。でも、優しいところも知っていましたが。4歳児ではほとんど関わりも出来なかった。年長組担任で、自分のクラスで精一杯だった。そして、男の子A君は今年、年長組になった。今年のうちのクラス(4歳児)にも乱暴でやんちゃな子が多い。そのやんちゃなうちのクラスの男の子が、悪ふざけでその男の子A君に襲い掛かる。A君は怒りもせずに、怪我しないように受け止める。やり返すこともなかった。そして、笑顔で対応。「じゃあな!」と去っていく。 場面変わり、廊下でうちのクラスの子が叩きあいの喧嘩。そこにA君が通りかかる。「やめろや!」と2人を止めてくれた。A君に言われて、2人も喧嘩をやめた。なぜなら、A君は年長組でもボス的存在だからだ。でも、3歳児にも人気があるのだ。ぼくにも通りすぎる際に、「~せんせい!」と笑顔で手を振ってくれる。今年もあまり関わることはなかった。でも、ぼくは本気で思った。A君、かっこいい!!いつのまに、そんなにかっこいいお兄ちゃんになったの?そんなA君ももうすぐ卒園。寂しくもあり、うれしくもある。小学校に行っても、優しくかっこいい男の子でいてね。そして、うちのクラスのやんちゃな男の子たちにもA君みたいな、おにいちゃんになってほしいな・・・・かっこいい、おにいちゃん♪って思われるような。