陰日向に咲く
出演: 岡田准一, 宮崎あおい, 伊東淳史, 緒川たまき, 塚本高史 監督: 平川雄一朗 劇団ひとりの大ベストセラー小説が待望の映画化!スポットの当たらない、日陰者のような道をゆく人々のやるせない日々と再生を描いた物語で、岡田は借金まみれの観光バス運転手・シンヤ役を好演している。売れないアイドル、売れない芸人、アキバ系アイドルオタク、風変わりなストリッパー…思うようにならない人生に戸惑いながら、それでもどうにか歩いていく登場人物たちを観ていると、いつしか自分の姿がオーバーラップしてくる。「人生の機微とはなにか?」という思いに触れられる作品。ギャンブルにおぼれ、金策に困ったシンヤは、ついに“オレオレ詐欺”で老婆をだまそうと思いつくが……。みんな不器用で、冴えなくて、カッコ悪くてけれども愛おしくて抱きしめたくなる。そんな日陰の9人の笑いと涙の物語。絶妙なアンサンブル演技を奏でている。次回舞台で10年ぶりのオムニバス(劇団員時代はずっとオムニバスでした)をやるという事もありこの作品見ました。勉強になるならないは別として台本が勿論良くなきゃだめだけどやっぱりテンポって大事だなと思いました。