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登別市立青葉小学校の卒業生のやす

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July 3, 2005
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カテゴリ:生活雑記
7月1日

朝から夕方までホスト長男イアンのフットボール練習の相手。アメリカに来るまで、フットボールの事は何も知らなかったのですが、この2年でルールもボールの投げ方も随分覚えることができました。

夕方からは、ホスト父ケビンの手伝い。数週間前に、ケビンは、大雨がくると地下室が浸水する事から、「雨水を排水するパイプが、何だかおかしいんじゃないか」という推測に至り、この日は、その確認の為に、地中に埋まっているパイプを掘り返して調べてみる事に。「何事もなければいいなあ」と思っていたのですが、残念な事に、ケビンの推測が的中。パイプのほぼ全てに泥と土がこれ以上ない位詰まっていて、パイプがパイプの役割を果たしていなかった上に、なんと、パイプが途中で途切れていました。両端にそれぞれ6本のパイプがあるのですが、その両端のパイプを繋ぐ筈の真ん中のパイプがありません。パイプが繋がっていないのなら、排水などできる筈がありません。泥が詰まるのは仕方がないとしても、さすがにパイプが途中で途切れていたのには、ケビンと二人で言葉を失ってしまいました。明らかに欠陥工事です。「地中だからバレないだろう」などという意図的なものでなければいいのですが。ホストファミリーは、4年前に今住んでいる家を購入したそうで、これから排水の事で問い合わせをするようです。

7月2日

朝から夕方まで子供たちの相手。途中からホスト次男ニックの友達パトリックも参加して、何だか嵐のような一日。元気の有り余っている子供達が集まると、すぐに争いが起こるので、それを静めるだけで神経を遣います。今日は、一日中子供達といたので、肉体的にも精神的にもグッタリきました。

夜は、ホストファミリーの家でホストファミリーとOさん夫妻と一緒に夕食。夫妻は、昨日、引越しのトラックが来て荷物を運び出すはずだったのですが、当日にいきなり「今日はいけない」という電話がきて、荷物の運び出しは3日になってしまったんだそうです。3日には夫妻はここを出発するので、当日に荷物の運び出しという事になり、なんだか慌ただしくなりそうです。

7月3日

独立記念日前夜という事で、夜は町の花火を見にホスト母の姉の家へ。そこにホストファミリーの親戚一同で打ち上げ花火を見物した後は、皆で自分達が用意した花火を楽しみました。考えてみれば、去年は花火をしていないので、花火は2年ぶりでした。

さて、この日は、Oさん夫妻の引越しの日。トラックは朝の6時に来る筈だったのが、結局、来たのは9時だったそうです。教会に行った後、昼に夫妻の家にお邪魔して、ちょっと引越しの様子を夫妻と話しながら見ていたのですが、引越し会社は結構いい加減です。決められた日にちに来なかった事、来る筈の時間を3時間もオーバーした事だけでなく、梱包の仕方が大雑把過ぎます。Steinwayのピアノでさえ、適当に毛布とテープで巻いていた上に、危なっかしい運び方をしていて、僕までハラハラしました。何でも日本の良い所と比べてしまうのもどうかと思いますが、「日本だったら、こういう事ってあるかな」なんて考えてしまいました。

夫妻は、今日、Amtrakでここを経って、7月6日にはバンクーバーに到着するそうです。2ヵ月後には、またバンクーバーで彼らに再会するので、それ程感傷的にはならなかったのですが、何だか、僕のここでの生活の大事な部分がなくなってしまったようで、彼らが出発した後は、心の一部にポッカリと穴のあいた気分がしました。考えてみれば、2003年の秋に教会で彼らに会ってから、僕は彼らにずっとお世話になりっぱなしでした。何度もコンサートや食事に連れて下さった事、彼らの家に何度も招待されて夜遅くまで話した事、出会った最初の日に「いい人に出会った」と言って下さった事、「もう本当の息子のよう」と言って下さった事、将来の話をしている時に「君なら大丈夫だ」と言って下さった事等、彼らとの間には忘れられない事が沢山あります。夫妻は、僕のここでの生活の幅を広げてくれただけでなく、精神的に不安定なところのある僕のよい支えになっていた事を改めて実感します。「あなたの将来が楽しみ」とまで言って下さった夫妻の期待を裏切らない為にも、これからも、自分を向上させる事を怠らないで生きていきたいと思います。





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Last updated  July 6, 2005 12:47:31 AM
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