カテゴリ:●読書
関東組さんがブログで何度か薦めていた「東京マグニチュード8.0」をYOUTUBEで見た。見終わって、こういったアニメはぜひとも学校で上映するべきだと感想を持った。自分たちは小学校の時、体育館でアニメ映画鑑賞が何度かあった。全生徒が集まり、1年生は一番前、6年生は最後部で、床に座ったか椅子にすわったかは覚えていない。上映されたアニメはすべて覚えていないが東映アニメの「わんぱく王子の大蛇退治」だけは覚えている。他の生徒はどう感じたかわからないが、自分にとっては生まれた国の神話に触れた最初の出来事だったと思う。キャラのデザインも、短足胴長という埴輪のようなプロポーションは美しく、ヤマタノヲロチはカッコいい。観終わってから、それらのデザインに興奮して家で絵を描いた記憶がある。伊福部さん曲も子供の情感に訴えるには十分すぎるもので、贅沢な時代に育って幸せだったなと思う。今の時代、小学校で映画鑑賞をやっているのかはわからないが、この「わんぱく王子の大蛇退治」は上映してもらいたいアニメだ。自分のように、日本の歴史に興味を持つきっかけとしては良いと思うんだけどね。 東映アニメといえば、昔は夏休みなどにテレビで放送したことが多かった。「わんわん忠臣蔵」も大好きで、子供の頃は動物が好きだったので、主人公のロックと仲間たちが動物園に討ち入りするシーンには鳥肌ものだった。「シンドバッドの冒険」では挿入歌が気に入ってしまい、確か「あの空の果てには、幸せがいっぱい♪」という歌詞で、幽霊船に漂う亡霊を成仏?させるシーンだったと思う。なんか最近は、子供用に作っているわけではないと思うが、ゴチャゴチャとリアルに描き込んでいたり、セリフもクールな決めセリフだけを言う美形キャラが多いようで、甥っ子たちもそれらの影響を受け、それがカッコいいと思っているらしく、日常会話というものがまともに出来ないようだ。話が続かなくて、ボソボソと決めセリフらしきものを話すだけで終わってしまう。自分たちの頃は、何度も失敗するが立ち上がる熱血キャラが多かったので、今でもそういった元気な人物像のほうが好きだ。 ■わんぱく王子の大蛇退治 予告 http://www.youtube.com/watch?v=SZTjU9xbg0o&feature=related お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[●読書] カテゴリの最新記事
|
|