カテゴリ:●読書
「黄昏の岸 暁の天」を読み終わった。久々に徹夜しながらイッキ読みしてしまった。それほど、おもしろかった。
注)ここからは、十二国記を知らない人には、何のことだかわからないと思います。 「魔性の子」での蓬莱の出来事の謎の部分も描かれているので謎解きのようにも読めるし、泰麒を救おうと集まった各国の麒麟の活躍も初めて読んだので、とてもおもしろかった。今回は、氾王と氾麟が初登場する。アニメ版十二国記で延麒が範国を紹介する際に、「こいつらはちょっと変わっている」みたいなことを言った理由もわかったのだった。そして、この氾王・氾麟と延王・延麒のかけあいが、おもしろくて夜中に読んでいて笑ってしまいました。氾王&氾麟コンビの個性は登場人物の中では一番じゃないかと思うほど。結局、この泰麒捜索に参加した麒麟は、蓬莱(日本)へは延麒、景麒、氾麟そして廉麟。廉麟は、アニメ版で幼い泰麒捜索時でちらっと登場するが、ここでも呉剛環蛇を使い蓬莱への入り口を開いている。廉麟に関しては「華胥の幽夢」で泰麒との出会いが書かれていたので、先にそちらを読んでいてよかったなと思ったのでした。で、崑崙(中国)への捜索は細かく語られていないが才、奏、恭の麒麟たちが協力していたようだ。恭といえば、アニメ版では気が強く生意気な小娘という感じの珠晶がちらっと登場したけれど、こちらも「図南の翼」を読むと魅力ある物語だった。この本も、確か徹夜で読んだ記憶がある。アニメ版でしか知らない人でも、陽子、祥瓊、鈴、遠甫、浩瀚、桓?、虎嘯、桂桂。そして李斎のその後の姿が見れてうれしくなるはず。アニメ版でも存在が邪魔だなと思ってしまう杉本と浅野だけれど、原作を読んでいるとなおさらのこと。アニメ版で初めて十二国記を知った自分にとっては世界観もわからず、歩行器のような役割の二人の存在だったけれど何度か見ていると邪魔になってきた。浅野のアホさがやたら目立ってしまうのでした。それにしても十二国記のことをブログに書こうとすると漢字が面倒ですね。テキストを保存すると失う文字もあるし…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 23, 2010 11:51:47 PM
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