カテゴリ:●読書
日曜日に日本映画専門チャンネルで夕方6時から映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」をやっていた。観ると主人公の田口・白鳥は、原作とはかなり違うイメージの俳優たちなので困ってしまった。やはり本の方が僕は好きですね。それでも、野際陽子の藤原元看護婦長や羽田美智子の花房看護師長の配役は僕のイメージに合っていて、映画も良いなあと思ったりもした。7時半まで観て、途中からNHKの「坂の上の雲」に替えたので最後までは観ていない。12月中にあと2回放送されるようなので、気が向いたらまた観ようと思う。 さて、「コールデスト・ウインター」を第七部まで読み終わり、少々疲れてしまったので気分転換に何かないかなと本屋へ行くと、話題の本コーナーに映画宣伝を兼ねた海堂さんの「ジーン・ワルツ」の文庫本が積まれていた。「ジーン・ワルツ」は、来年2月にロードショーになるようだ。パラパラとページをめくって立ち読みすると、遺伝子技術や産婦人科の女医さんの話らしい。おもしろそうなので、じっくりと読みたい本としてチェックした。先に買ってある島田庄司のデビュー作「占星術殺人事件」も、じっくりと読みたい。というわけで、気分転換用にさらっと読めると思った「ブラックペアン1988」上下巻を購入。それにしても、「コールデスト・ウインター」と比較するのは良くないが、1頁のボリュームの違いが目立ってしまう。まるで「ブラックペアン1988」の方は、上下巻も薄くて雑誌のふろくのように見えてしまうから可笑しい。ストーリーは、1988年バブル期の医療界の話で、先に読んだ桜宮サーガのおなじみの登場人物たちの若き姿が描かれている。仕事の原稿待ちの時間に上巻の半分くらい読み終わったが、これはおもしろい。マンガのようなギャグも無いし、僕は海堂さんのこういう小説を読みたかった。「ジーン・ワルツ」の方は、公式サイトを見たら宣伝のキャッチフレーズが「天才医師〈遺伝子(ジーン)の女神〉が仕掛ける、禁断の奇跡」「「史上最強の女医、スクリーンに降臨!いま、新世紀医療の闇に迫る」。うーん、この小説も早く読みたくなってきた。 ■映画「ジーン・ワルツ」公式サイト http://gene-waltz.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 7, 2010 03:13:39 AM
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