カテゴリ:●読書
現在、昼間は大掃除、夜はのんびり読書中です。和室の障子の張替え、正月用の食料の買出しも終わり、明日はお墓参りに行き大晦日を迎えることになる。昨夜も「日本の歴史 2 中世篇」が読み終わり、やっぱり日本史は面白いなあと改めて感じた。それに南北朝時代、北畠親房が幼少の南朝第2代天皇・後村上天皇に、南朝の正統性を教えるために書いた「神皇正統記」も読みたくなってきた。高校の頃に、マキャベリーの「君主論」「政略論」を読んで面白かったが、これも同じような目的で書かれた良き王になってもらいたいと書かれた教科書みたいなものだ。でも「神皇正統記」は来年読むとして…。 今年購入したが読み終わってない本は、この「ザ・リンク ヒトとサルをつなぐ最古の生物の発見」もその中の一冊。長い間、疑問に思っていた答えが見つかりそうな本を見つけたのだった。でも、そういった本はじっくりと読みたいと思う人なので、一章を読んで、「おお!とうとう発見されていたのかー」と喜び、その気持ちを大切にして読まなかったのだ。恐竜の新発見のニュースは、最近は中国発のものが多く、羽毛が生えた恐竜の化石が発見され、何十年前に議論となっていた羽毛説の証拠になった。だけれど我々人類の祖先に関しては、新しいニュースは見かけなかった。それでも、古生物の恐竜好きでもあるので何冊か類人猿のことも勉強してみたがやはり納得しない。つまり、ネズミのような小さな哺乳類からキツネザルやメガネザル、チンパンジーなどの類人猿に進化し、アウストラロピテクスへとさらに進化したというのがイマイチ納得いかないのだ。チンパンジーなどの霊長類から人類への進化は納得がいく。でも、あのいかにも獣といったネズミからメガネザルさらにチンパンジーへの霊長類の進化は、何かいいかげんじゃないのかと思っていたのでした。学校のテスト的には、ただそうやって答えを記入すれば正解だが、本人は死ぬまで納得いかない疑問として残ってしまう。またこんなことを書くと、このヒト頭悪い!と思われそうだが、サルからヒトへの進化の系図がイマイチ納得していないのだ。まだ、宇宙人がメガネザルのDNAを操作させ、人間へと進化する可能性を秘めた類人猿を創ったというほうが納得がいく。今は進化の証拠が見つかってはいないが、劇的な進化に必要とするながーい時間を考えたら、ありえるのだろうなと自分の脳を納得させてはいるが、疑問は残っていた。そんな僕が本屋で「ザ・リンク」が目についたのだった。帯には「進化史を書き換える驚異の化石発見さる!」「良質化石のメッカ、メッセル・ピットから出土した、保存率95%、4700万年前の世界を闊歩した古生物の化石「イーダ」がヒトの起源に新たな光をもたらす!」「●乳歯と永久歯が混在●精密把持のできる手●鉤爪ではない平爪●樹間を飛び移る脚」と書かれていて、思わず手が伸びて購入してしまったのだった。だから、今年最後に読む本はこの「ザ・リンク」に決定。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 29, 2010 02:00:16 PM
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