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■不思議な事件の始まり
月曜日の深夜に、動画サイトの某カルト宗教団体(フランスでは、カルト宗教になっている)の宣伝動画を見ながら批判コメントを入れていたら、いきなりモニターが真っ暗になり、パソコンが止まってしまった。その時、PCの電源が切れたはずなのに、キーボードのナムロックは緑色の目のように光ったまま。何度、PCのスイッチを入れても、途中で切れてしまうという不思議な出来事が続いた。「うーん、これはヤバイな…」と思い、急に使えなくなったパソコンをそのままにして寝てしまった。この事件の真相は… ■自分の脳は何時代のものか疑る 「これはカルト宗教を批判した呪いかぁ~」と思った人は要注意。かなり大昔の人の脳を持っているのかもしれない。または、すぐにPCを叩いたり蹴った人は類人猿に近い脳かもしれない。これも要注意だが、自分もたまにやってしまうから人のことは言えない。さてその時、PCの電源が切れてもキーボードのナムロックは光ったまま。「不思議だ!電源が切れているのに光ってるなんて、やっぱり呪いだーっ」とまたまた科学的に考えずに、そちらの方に考えてしまう人はかなり危ない。変なカルト宗教に騙されやすいからまたまた要注意。 ■推理を働かせて問題を解明しよう 某カルト宗教の動画に批判コメントを入力していたらPCが止まってしまったというのは、呪いではなく単なる偶然にすぎない。子供の頃に、ミミズに小便をかけるとオチンチンが痛くなると言われていたが、自分が実験した結果は大丈夫であった。これは、泥遊びして汚れた手で触った為ばい菌が付いたというのが迷信の原因らしい。またはたまたま偶然に痛くなったという事があったのだろう。それと同じように今回の「カルト宗教の動画にチャチャを入れたらPCを破壊された不思議な事件」も現実的に解明してみよう。以前、今回と同じようにPCの電源が途中で切れてしまうという事があった。その時は、PCが突然止まってしまう前兆として、マウスに電源が入ったまま光っていたり、キーボードのナムロック・キーが同じく光ったままであった。つまりこの事件には前例があったのだ。だから、おおよその原因はわかっていた。原因が何であるか推理を働かせ、うまく解決してしまえば「カルト宗教の呪い」はどこかに吹き飛んでしまうものだ。なぜ、PCの電源が切れて、モニターも真っ暗になったのにキーボードのナムロック・キーが点いたままだったのか?これは、PCの後ろにある電源をOFFにしていないから点いていただけのこと。PCの前面にあるスイッチを切っても、完全に切れているわけではないのだ。さて、PCケースの蓋を開けてみよう。開けるとマザーボード上に大きな冷却ファンが見えるはず。これはPCの心臓部CPUを熱くなり暴走させないように冷却させるファンと放熱効果を高めるヒートシンクを組んだCPUクーラーというもの。人間と同じで、超忙しく計算ばかりしているCPUはカッカしやすいので冷やさないとおかしくなってしまう。その氷枕のようなヒートシンクと冷却ファンがグラついていたのだった。調べると冷却ファンの4隅を固定しているプッシュピンが3本劣化して折れてしまっていたのが原因であった。これにより、CPUに密着していたヒートシンクとの間に隙間ができ、冷却ができなくなったので危険回避のために電源が自動に切れたのだった。 ■答えはわかったから、次は問題解決だ マザーボードに冷却ファン&ヒートシンクを固定するプッシュピンが折れて使えなくなったので、新しいものに替えようとPCショップへ行き。2980円のCPUクーラを購入。それとCPUクーラーとCPUの接触部分に薄く塗り、熱伝導効果を高めるグリスも購入。家へ帰って、古いCPUクーラーを買ってきた新しいものに取り替えたら問題は簡単に解決したのであった。購入したCPUクーラーは、マザーボードの裏と表からガッチリと設置するタイプなので今までよりも安心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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