カテゴリ:●読書
いつだったか、日本語の文章はひらがな・カタカナ、漢字などが混ざっているので、読書が好きになったということを書いたことがある。一見、複雑なように思える日本語の文章だが、書体のカタチで分ければ漢字やアルファベットは□、ひらがな・カタカナは○で設計されている。この四角と丸の気味合わせで、一行の文章の内容イメージが掴みやすいと思う。だからもし、アルファベットや漢字だけの書籍しか無い多くの国に生まれていたら読書とは縁が無かったかもしれない。書籍を身分に関係なく、多くの国民に伝えようとした日本人の考えでもあったと思っている。ところが僕のような考え方を「日本の歴史1 古代篇」で渡部さんも言っていたので、とてもうれしくなった。この古代篇の内容は日本の古書を中心に書かれている。古事記、日本書紀など神話時代のことも、教科書のように単なる作り話として扱うのではなく、その神話の特徴から日本人の起源や現代に続いているアイデンティティを解いている。「古い渡部さんの日本の歴史シリーズも、この第1巻・古代篇が出版されたのでこれで全7巻揃った。あとはオマケで「読む年表」をもらえるのでそれが楽しみだ。 この「日本の歴史1 古代篇」は、シリーズ全巻読まなくてもお奨めの1冊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 22, 2011 01:02:33 PM
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