カテゴリ:●読書
あまりにもすごいタイトルの本。ブログのタイトルには激しすぎるので載せませんでした。この著者の本を読むのは2冊目。以前読んだのが「中国人による中国人大批判─日本人は謝罪してはならない」という中国では出版拒否された本で、南京虐殺など中国側のいいかげんな情報に惑わされないよう注意するべきと書かれていた。今回読み終わった「中国人民に告ぐ! 文化大国が聞いてあきれる─痛憤の母国批判」」は、それ以前に書かれたもので文庫本初版は平成17年。北京オリンピック、上海万博が開催される前の本。こちらは、文化大革命などの反文化伝統な事例や中国人のアイデンティティが詳しく書かれている。国際情勢関係の本などは、なるべく最近の本を立ち読みしたり買うようにしているが、本屋へ行ったら帯に書かれている「尖閣諸島問題は幕開けにすぎない」というキャッチフレーズについ引かれて買ってしまったのだった。でも内容は、あの尖閣諸島の事には触れておらず、日本人からしたら信じられない中国人の考え方の数々が書かれている。プライバシーのない国、法常識がまるでない中国人、面子という仮面をかぶり演技しつづける巨大な芝居小屋・中国など、各章は驚くことが多いが、とても面白く参考になる。最終章では「中国国民病診断」と題して、嘘つき欺瞞病、泥棒病、大同病、奴隷根性病、変革忌避症、実利病と分析している。 著者は中国・瀋陽で生まれた朝鮮民族の3世で、現在は日本に帰化し広島在住の作家。中国関係のほかにも「韓国民に告ぐ」「反日という甘えを断て」など韓国に関したの本も出版している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 26, 2011 03:38:50 PM
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