今日、10時半頃に確定申告提出のため商工会議所へ向かったら、衣笠・三浦方面から伸びる県道26号線横須賀三崎線の大渋滞に巻き込まれてしまった。まさか横須賀まで地震・津波報道の影響を受け、パニック状態になるとは思ってもみなかった。「そうか横須賀の西海岸や三浦市の人たちが食料の買出しに来ているのか…」と気が付いた時にはすでに遅く、普段は家から車で7分で行ける所も、今日はなんと1時間以上かかってしまった。それでも、空いている道を考えて走った結果だ。横須賀三崎線から聖徳寺坂に入っても大渋滞は続いていて、よこすか海岸通り付近の道路はものすごい大渋滞パニックになっていた。ホームズへ行きたい車、LIVINに行きたい車。AVEに行きたい車がゴチャゴチャになっていた。
毎年、〆切1日前だと混んでいる確定申告の会場はなぜか空いていた。駐車場へも並ばずに入れたから不思議である。さっさと確定申告を済まし、さあ家へ帰ろうと再び嫌だけれど大渋滞に参加する。さて、よこすか海岸通りに向かうか、国道16号線で短距離の方が良いのか、ちょっと迷った結果、16号線を選んだ。するとどうだろう。道路はガラガラに空いていたのだった。16号線沿いには警官が距離をとって並んでいる。途中、横須賀中央、本町も道路は空いていて、横須賀の中心地に住んでいる人たちは買出しパニックにならずに落ち着いているようだ。さすが、他県より横須賀に来て住んだ海軍や陸軍の末裔たちである。いざとなったら白米だけあれば充分さ、今は被災地で苦しんでいる人々に食料等を優先するべきだと自分は考えるが、どうやら多くの横須賀周辺の人々はそうではないらしい。自分なんか明治時代に祖国を守るために海軍に入り、広島から横須賀に来たご先祖様の誇りを大切に思っているが、そういったものは今では時代遅れなのかもしれない。
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