愛車は給油ランプが点灯しているので、いざという時のために連休中も車は使わないようにしていた。今日は平成町で打ち合わせがあるので、思い切って車で行く事にした。せっかくハラペコの愛車を走らせるのだから、ついでに給油できたら良いなとも思っていた。車のシートに座り、クラッチを切ってエンジンをかける。するとオレンジ色の給油ランプがいきなり点灯。不安をあおって来る。僕が乗っているスイフトは、満タンで43リットルのガソリンがタンクに入る。その前に乗っていたマツダのランティス・クーペと比べたら約10リットルも少ない量。そのうえ燃料メーターに癖があるから不安になるのだった。車を駐車場から出し、いきなり急な坂道を登り、切通しを過ぎて今度は下り、県道26号線へ向かった。県道26号線はほどほどの渋滞で、途中にあるガソリン・スタンドは店を閉めていた。ガソリンの在庫が無くなり閉めてしまったのかと不安が増す。26号線を右折して横須賀税務署横の聖徳寺坂を通ると、対向車線もこちらもまったく渋滞していない。あのM9.0の地震翌日の大渋滞は夢だったのかと思うほどの光景。でもガソリンを入れるまで安心してはいけないと思い、クラッチを切ったまま聖徳寺を下った。自分の車はマニュアル車なのでこれができる。実は地震後、平地の道路を走る時も、無駄なガソリンを使わないようにスピードが出たらクラッチを切って走っていたのだった。
「打ち合わせよりもまずはガソリンだ」と、いつも利用している平成町のガソリン・スタンドに向かったら、給油待ちの行列も見当たらない。ここも今日は営業を休んでいるのではないかと不安になった。信号を左折してガソリン・スタンドが見えると、給油している車もいない。スタンドには従業員が7人くらいいるだけ。ガソリンが売り切れてしまったのかと、また不安になる。スタンドに入り「ガソリンありますか?」と訊くと「ありますよ」とうれしい言葉。「では、レギュラー現金で…」と言ってから「満タンでも良いのかな?」と再び訊くと「はい!」という再びうれしい返事。やっとハラペコの愛車が満腹になりました。それにしても、このスタンドに7人も従業員が待機しているなんて初めて見た。今までよっぽど混んでいたのだろうと連想させる。ガソリンを満タンにして、レシートに印刷された給油量を見ると34.9リットル。あと約9リットル残っていたかぁ…。
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