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最近はニコ生放送を毎晩見ている。見るのは「描いてみた」というジャンルのみで、人の作画を眺めている。なかには勉強になったり参考になる絵師もいるが、ほとんどはど素人なので下手な絵だ。もっと画力を身につけてから放送するべきだろうと呆れる。誰かが見ていてくれないと描く気がでないのだろうか。または、絵で釣って誰でもいいから話し相手を求めているように思える。そういった多くの中途半端な画力の絵師は、大学生~社会人予備軍といった年齢層。中学生~高校生の絵師は、素直な絵を描く子とアニメ、マンガに毒された真似の絵を描く子に分かれているようだ。言い忘れたが、それらの自称絵師たちが描いているのはデジタル絵。パソコンのお絵描きソフトのSAIがほとんど。インターネットでサイトからダウンロードして料金を支払い、手に入れることができるのでお手軽なソフトのようだ。そんな人気のSAIだけれど、やはりお絵描き初心者向きなソフトらしく、手描き慣れもしている経験値が高い絵師にとってはイラストスタジオというソフトが切り替えている。
中学生・高校生の絵師であれば、画力が未熟でも未知数なので応援したくなるが、大学生・就職予備軍・ニートらしき絵師の放送は呆れてしまい「こんなところで遊んでる場合じゃないだろう?」と腹も立ってくる。彼らが常連のリスナーに話しているのを聞くと、「絵を描いていてだるい」とか「ひまだから絵を描いてる」といったもので、すごく嫌な気分になる。ごく普通の社会人リスナーのなかには、そういった甘えた子供じみた言論に真面目に応えている者もいるが、多くは黙って見ている。中学生・高校生放送主は親には秘密でやっている子がほとんど。だから放送中に親に見つかり怒鳴られ中断することもある。何も隠れてやらなくても堂々と親に宣言してから放送すれば良いと思うのだが、この世代の子たちの行動派よくわからない。何でも経験、何でも勉強だと思うのだが、結局はこの子たちはその気はないのかもしれない。 放送を見る時に、リスナー側は「184(嫌よ)」をはずさなければ、野次馬の一人としてこちらの正体はわからないようになっている。逆に気に入った絵師に出会った場合は、184をはずし、自分のコテハン(固定ハンドルネーム)を放送主に伝えると、こちらの名前もわかるようになる。リスナーの方も、社会常識をまったく知らない者もいる。女性の放送主だとハラスメント発言や暴力的なコメントも見かける。また、初めてその放送に訪れ「初見。自分のサムネの絵を描いてくれませんか?」なんて言い出す者までいる。つまりは自分の顔が相手に見えないから、面と向かって言えない恥ずかしいことも言ってしまうようだ。そういった何をやらかすかわからない連中が湧いてくるのもニコ生放送だ。そんなバカどもを観察していたらテレビのニュースの未成年による犯罪を思い浮かべてしまう。本屋へ行った時に、そのおかしな奴らのことが気になって「境界性パーソナリティ障害」の本を買おうとしたが、本で読むよりもニコ生で観察したほうが実感できるので「アスペルガー症候群」の本を買った。アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムに属するけれど、自分も職業柄「こだわりが強い」部分を持っているので気になって、読んでみようと思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 9, 2011 12:12:19 AM
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