掛川城に到着
さて東名高速道路・富士川SAを出発し、目的地の掛川まで向かった。行くまで富士山が見え隠れし、その度にOさんはデジカメを構えるのだが、タイミングが遅いので失敗続き。どうせ道路は空いているのだし、撮影の絶好ポイントだと思った時にはスピードを落として、撮影が間に合うようにしてあげた。なんだかんだとのんびりと走り、2時頃に掛川インターに着いた。高速出口から、右折して掛川市街へ。すぐに掛川城の看板があり、初めて来たのにスムーズに到着。大手門近くの駐車場に止めて、さあいざ掛川城へ。大手門をくぐると大手門番所があり、通り過ぎると逆川が流れている。そこから天守閣と太鼓櫓が見えて城下町という雰囲気がすごく良い。川に架かってる橋を渡り城へ向かう。途中、昔の小屋のような雰囲気のトイレや意匠を凝らした電話ボックスなどのデザインも素敵だ。こういったものを見ると掛川の人たちの熱意を感じ好感が持てる。なだらかな坂道を登ると、左に小さな四足門が見えてくる。そして背後に三層内部四階の白漆喰壁の美しい天守がそびえている。天守を囲む曲輪は長く伸びて、白塀も美しい。四足門をくぐるとすぐに左右に石垣がそびえ立っている。ここが本丸門があった場所で、左の石垣の上には太鼓櫓が建っている。そこを抜ければ本丸。本丸から白塀に沿った石段が天守まで続いている。