暗殺者
クスリの話から、英語の暗殺者の語源を思い出しました。英語で暗殺者の事をアサシン(assassin), 暗殺の事をアサシネーション(assasination)と言います。12-13世紀にイラン北部のエルブルス山脈のガズビンと言う町に、イスラム教シーア派のアサシン教団と言う分派が出来ました。アサシン教団は、狂信的な暗殺者教団で、若者を麻薬で洗脳し、世界中に暗殺者として派遣しました。最後はモンゴル軍に滅ばされましたが、それまでは世界的に有名で、世界の様々な組織から暗殺の依頼が沢山ありました。英語の暗殺者(assassin)は、このアサシンが語源で英語となりました。大麻樹脂の事を、ハッシッシと言いますが、これもアサシンが語源です。クスリの話を終わります。