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私の勤め先にはオカメインコを飼っている営業さんが一人います。
とても可愛がっていて、「飼っている」のではなく 「僕が住んでいる所はインコのための家なんです。 僕が住まわせてもらってるんです。」 ……まじですか? 彼曰く、インコは「住んでいる」そうです。同居…鳥? いえ正確には、インコが住んでいる家のようです。 そんなインコをこよなく愛する営業さん、 頑張り屋さんなので休日出勤もよくするし、 根つめすぎて、会社にお泊まりしちゃうことも たまにあります。 今朝出社するとオフィスが妙にあたたかく、 そしてその営業さんがデスクにいました。 「もしかしてお泊まり?」 「ええ、帰る気力が無くなっちゃって… 泊まるつもりはなかったんですが、気が付いたら朝でした。」 しばらくすると彼は朝の歯磨きを始めました。 そして洗顔しながら言いました。 「これじゃ~会社に住んでるみたいですよね~」 私、 「それじゃまるで住んでないみたいじゃん」 …………………………………………………。 はやく気付きなよ。 それはもう「住んでいる」の領域だよ。 住民票があるところは「インコちゃんハウス」 営業さんが実際住んじゃってるところは会社。 現実直視は大事だよ。 夢も大事だけどね。 でもそれが実情。 はやく寝袋くらい買っておかないと、冬になったら風邪ひいちゃうよ? ……私ってもしかしてヒドイ人? そして今、営業さん髭剃り始めました。 じょ~りじょ~り言ってます。 やっぱ私そんなにヒドくないや。 ★☆★☆★☆★☆ My HP ★☆★☆★☆★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月02日 11時30分59秒
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