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恋人と別れたときぐずる私に恋人が言った言葉がある。
『俺はずっとめーたんの傍にいるから』 『心の中にいるんだよ』 そんなのウソだって思った。 私を安心させるための口からでまかせだって思った。 でも違った。 無意識のうちに、まるで隣に恋人がいるみたいに、 恋人の名前を口に出している自分がいる。 心の中で恋人と会話をして癒されてる自分がいる。 ああこういうとき恋人はきっとこう言うだろうなって。 こうやっているうちに私は元気になったり、癒されてる。 だって恋人は傍にいるから。 落ち込んでちゃだめだ! もう前を向かなきゃいけないんだ! 約束した通り幸せになって恋人を安心させなきゃ! そう思って、恋人を支えにして一生懸命生きた。 たくさん笑って、ご飯も食べて、夜もきちんと寝て。 (笑うことや、ご飯を食べることや、夜寝ることが このころの私にとってはとても難しいことでした。 生きるのってこんなに難しくて辛いんだと思いました。) やっと生活のペースが掴めてきたとき、 私のこういう、恋人と一緒に心の中で生きる生き方が ある人を傷付けてしまった。 『姿のない恋人が相手じゃ、僕には勝ち目ないから』 『連絡をとるの、やめようか?』 ごめんね。 恋愛感情なんか私のこんなカサついた心じゃ気付けなかった。 今まであんなに優しくしてくれたのに、傷付けて・・・・ どう言葉にしても許されないと思うけど、本当に、ごめんね。 私の好きな人は恋人だけ。 他の人じゃ駄目なの。 たとえあなたでも情けないくらい、駄目なんだよ・・・・。 さようなら。 今までありがとう。 でも私はあなたに何もできなくてごめんなさい。 最後まであなたの優しさに甘えてごめんなさい。 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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