カテゴリ:雇われない生きかた
今日は、A君の相談内容から「起業」について、答えようと思う。「揺れる29歳」は、後日にする。
まず、組織にする形態である。「株」か「有」か「合資」か「合名」か。 会社の形態を知っていることを前提にしているが、「有限」が廃止になり、新しい法人の形態が設立される予定が近年ある。 ゆえに、A君の場合「株式会社」か、あるいは、法人にせず「個人事業主」のどちらかがよいと思う。 しかしながら、まずは「個人事業主」でスタートしてみてはどうか。 要するに「自営業」なので、法人と違い、登記はない。「今日から開業するぞ!」の一声から、実際に事業を始めた2ヶ月以内に、税務署へ行き、所得税の青色申告承認申請書を申請する。 それから毎年2月16日から翌月15日に、税務署へ行って申告するのだ。 だから帳簿は必要である。決算の処理も覚える必要がある。税務署は親切だ。わからないことは、教えてくれる。ただし、期間に余裕を持って、伺いにいかなければならない。(常識) また、パソコンで、会計ソフトを使えば、簿記がわからなくともOK。 どんなシゴトでも、事務所がなくとも、パソコンは必要だ。 さて、「屋号」(事業所名)を考えたら、事業用の口座をつくる。自営業なので、自宅を証明する書類が必要になる。(銀行により、提出書類は異なります。) さあ、事務所は自宅で、店舗は、マーケティングのあと。情報収集し、どこに、どんな店をという具合に、どんな店が求められ、流行るのかをチェック。 自分のやりたいお店は、趣味かサイドビジネス。他人から求められる「店」を探ろう。 それから、名刺をつくる前にホームページで広告宣伝。自分で無料HPを作っておく。 先に述べたように、パソコンが武器である。 シゴトを持っているいまが、開業準備の期間だ。1年後の開業前に、以上のことを始めておくことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 14, 2005 10:39:24 PM
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