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古典には、「デカメロン」、「千一夜物語」など、順番に話をしてく作品が多い。
「カンタベリー物語」も、その職業も身分もまったく違う二十九名の巡礼たちの巡礼がカンタベリー大聖堂へ向かう道すがら、順番に話をして行く。 騎士、騎士の息子の騎士見習い、騎士の盾持ち、尼僧院長、助手の尼僧、3人の僧、修道僧、托鉢僧、貿易商人、学僧、高等弁護士、郷士、小間物屋、大工、織物商、染物屋、家具装飾商、料理人、船長、内科医、機織り(バースの女房)、教区司祭、農夫、粉屋、賄い方、家扶、召喚吏、免罪符売り、タバード宿屋の主、詩人(チョーサー自身)と、途中二十九名を超えていく。 ブログのコメントは、まさにカンタベリー物語のように、語り手の職業や性格にふさわしい「お話」を残してくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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