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カテゴリ:受験なんでも相談室
■算数の応用問題ができない…どうすればいい? 今週はミスター・ツカム宛に 多くいただく相談をシェアしたいと思います。 算数の応用問題にかんする質問です。 どなたでも一度は経験するのではないでしょうか? 「算数の応用問題が苦手です」 「応用問題の解き方がまったくわかりません」 …などなど。 これは算数だけではなく、 理科の「物理化学分野」でも言えることですね。 ---------------------------------------- 中学受験なんでも相談 音声教材ありますよ ----------------------------------------- では、ご質問者の内容は以下です。 短い文章ですが、 わが子に「算数の応用力をつけてほしい」 …という気持ちが伝わってきます。 ------(ここから)------------------------------ 小学5年生の息子は、暗記は得意なのですが、 応用問題が不得意です。 特に算数の応用問題は難しいらしく、 考えている途中でこんがらがってしまい、 なかなか解けません。 応用問題に強くなるコツがあれば教えてください。 --------------------------(ここまで)----------- 暗記が得意な子に多くみられるかもしれませんね。 記憶が得意だから、 全部アタマの中で考えてしまう傾向があります。 アタマの良い子ですね。 問題を考える前に絶対やることがあります。 ●文章問題なら、 まず図をていねいに書いて整理すること。 ●図形問題なら、 一番基本になっている図形をしっかりと発見すること。 そういう習慣を早いうちにつけていって下さい。 私の経験上でも言えるのですが、 お子さんは線分図など書こうとしないで考えるのです。 「おいおい、 その問題アタマの中で考えてもできないんじゃないかなあ…?」 ってアドバイスしても書かない子もいました。 それぐらい書かないんですよ。 だから、 その習慣ができるまでは、 ★図や絵を描いただけでも褒めてあげてください それから、 応用問題というのは基本問題の組み合わせです。 この基本問題が「定着」していないと、 応用をこなすのは難しいです。 「定着」とは、 一度理解できたというレベルではないですよ。 問題を読んだとたんに、 自然に手が動いて、 図を書いて計算にすすんでいる…という状態です。 これぐらいに基本問題を何度も繰り返すのが、 応用問題をこなす近道なのです。 「急がば回れ」です。 塾の宿題とかで時間がなかなかとれないでしょうが、 そこを頑張って基本に徹してみてください。 これは基礎練習で毎日やってもいいぐらいです。 大リーグの大谷クンやマー君が、 「おれ、うまいからもうキャッチボールしないんで、ヨロシク」 …なんて言いませんよね。 それと同じことですよ。 応用を制したければ基本の徹底をやってください。 ---------------------------------------- 中学受験なんでも相談 音声教材ありますよ ----------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月08日 20時00分05秒
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