テーマ:子供に与えたいもの(16)
カテゴリ:学習)思考力・創造力
ケロ子は算数をやっている。
小学生だから当たり前なんだけど・・・ 小学校の45分授業で、だいたい毎回3-4問程度ではないだろうか? 新しい単元に入ると最初は45分で2問だけ、と言う授業(参観の時だった)があって驚いたことがある。 これが、現状なのか、と唖然としてしまった、と言うか・・・ で、まぁ、昔の水道方式やら何やら、と適当なものを出して来ては読んでみる。 うーむ、数の獲得と言うのは奥が深いのぅ。 四則計算くらいはいつかはできるようになるかもしれないが、そんな悠長なことやるのはもったいない。 かと言って、公文や100マス計算は、まだまだ成長過程にある脳のニューロンを固めてしまうのは忍びない。 ってんで、色々考えていたら、とある理念にたどり着いた。 拡散的思考と集中的思考(たどり着いた先生の理論です)。 学校や公文、100マスでやるのは、ほとんどが集中的思考のようだ。 単純に計算すれば答えが出る。言い換えれば、答えは一つと言うやつ。 一方、拡散的思考と言うのは、算数と言えども答えは一つではない。 例えば、、、 4+5=9 これは集中的思考 一方で、、、 9=4+5、6+3、1+8・・・・(順不同に書いてみたが) これは拡散的思考 当たり前のことのようだけど、これを声に出しながらやってみるとぐんと効果がある。 わかりきっている、たかが10までの計算だし、集中的思考を養成するだけでも、問うたら拡散もできるはず。。。いや、それが違うんだな。 「こういうのもあり」を実践していくことで、いつのまにか自然とニューロンがたくさん手をつないでゆく。 しかも、「数の概念」獲得に一役買ってくれる。 さらに、ある法則性があることを体感してゆくに違いない。 いつか、難しい問題をするようになった時、きっとより単純化することの意味を自ずと知っているだろう。 これこそが、体で(反射的に)知ってほしいこと。 よく、 計算は数をこなして反射的に解けるようにならなくっちゃ! 暗記のはてに体が覚えるのよ! 力技! などなど、言われる数の概念獲得術だけど、大脳生理学を研究する立場からはブーイングが出続けている話しである。 だのに、なぜ一般的に普及しないのか? きっと、すぐに目に見えて成果が現れる方法と、そうではない方法だからだろう。 研究は期待できない。対照問題および母集団問題。むりむり。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[学習)思考力・創造力] カテゴリの最新記事
|
|