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2005.05.12
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ケロ子は算数をやっている。
小学生だから当たり前なんだけど・・・

小学校の45分授業で、だいたい毎回3-4問程度ではないだろうか?
新しい単元に入ると最初は45分で2問だけ、と言う授業(参観の時だった)があって驚いたことがある。
これが、現状なのか、と唖然としてしまった、と言うか・・・

で、まぁ、昔の水道方式やら何やら、と適当なものを出して来ては読んでみる。
うーむ、数の獲得と言うのは奥が深いのぅ。
四則計算くらいはいつかはできるようになるかもしれないが、そんな悠長なことやるのはもったいない。
かと言って、公文や100マス計算は、まだまだ成長過程にある脳のニューロンを固めてしまうのは忍びない。

ってんで、色々考えていたら、とある理念にたどり着いた。
拡散的思考と集中的思考(たどり着いた先生の理論です)。
学校や公文、100マスでやるのは、ほとんどが集中的思考のようだ。
単純に計算すれば答えが出る。言い換えれば、答えは一つと言うやつ。
一方、拡散的思考と言うのは、算数と言えども答えは一つではない。

例えば、、、
4+5=9 これは集中的思考
一方で、、、
9=4+5、6+3、1+8・・・・(順不同に書いてみたが) これは拡散的思考

当たり前のことのようだけど、これを声に出しながらやってみるとぐんと効果がある。
わかりきっている、たかが10までの計算だし、集中的思考を養成するだけでも、問うたら拡散もできるはず。。。いや、それが違うんだな。
「こういうのもあり」を実践していくことで、いつのまにか自然とニューロンがたくさん手をつないでゆく。
しかも、「数の概念」獲得に一役買ってくれる。
さらに、ある法則性があることを体感してゆくに違いない。
いつか、難しい問題をするようになった時、きっとより単純化することの意味を自ずと知っているだろう。
これこそが、体で(反射的に)知ってほしいこと。
よく、
計算は数をこなして反射的に解けるようにならなくっちゃ!
暗記のはてに体が覚えるのよ!
力技!
などなど、言われる数の概念獲得術だけど、大脳生理学を研究する立場からはブーイングが出続けている話しである。
だのに、なぜ一般的に普及しないのか?
きっと、すぐに目に見えて成果が現れる方法と、そうではない方法だからだろう。


研究は期待できない。対照問題および母集団問題。むりむり。。





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最終更新日  2005.06.12 10:57:33
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