テーマ:子供に与えたいもの(16)
カテゴリ:学習)思考力・創造力
私が早くから科学を子ども達へ触れさせたい理由の一つとして、早期教育の観点から思うことがある。
どのお勉強も暗記することから始まる要素は強いと思う。 そこにまず見えるものがないから、そう思う。 理科(科学)は違う。 まず、現象ありき。 見つける、興味をもつ、考える、想像する、発展させる、創造する、、、 わくわくする、楽しい、、、 そこから始まると、必ず知りたくなるものがでてくる。子供は本能的にもっている。 最初は五感をフルに発揮して感じてほしい。 もう少ししたら、ちょっと考えていってほしい。 さらにもう少ししたら、発展させてほしい。。 そんな過程で、必ず必要なことが出てくる。 記録するには言葉が、計算が、センスが。。。そして、より効率よく、わかりやすく、必要なものが見えてくる。 まぁ、そうなった時に算数ができなかったら、しんどいので、ちょっと遊びながら最低限のことを身につけていけたら良いと思う。 私も体系的にそういったものを備えているわけではないので、教材としては使えない。 まぁ、だけど必要に応じて出せていければいいか、とアバウトであるが発信してゆこう。 いつか、自分で教材として構築できればいいのだけれど。塵も積もれば教材になるかな? そう思ったので、徒然に書くことにもお勉強の要素を入れたり、覚え書きとして楽天日記を使っていってもいいか、と思い至る今である。 さて、能書きはおいといて、完全に算数以外の何ものでもないんだけど、ちょっと面白計算取得術をご紹介。 用意する物:画用紙、ペン、透明の板(輪ゴムでもいいが□がわかりやすい)大きさに合わせて適宜カットして4枚 画用紙に下のように数字を書く。 4 4 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3 ←だいたい、この数字の大きさに合わせて 透明板をカット 2 2 2 2 2 2 2 エクセルで作ると枠も簡単に書けて楽かも 1 1 1 1 1 1 1 最初、透明板4枚を子供に渡して4つの数字を使って合計が4になるように板を置いかせる。=1 1 1 1に置くことになるだろう ここで、ルール説明。これから言う数になるように、ここ↑から1枚動かしてほしい。 ただし、辺同士がぴったりとくっつかなければならない(=縦、横は可だが、斜めは不可。でも、”辺”を考えさせたくもあるので表現に注意)。 で、 【初級編】 1問目。合計が5になるように1枚動かして下さい。 2問目。合計が7になるように1枚動かして下さい。 3問目。合計が9になるように1枚動かして下さい。 【中級編】 5→ 6→ 8→ 9 10→12→14→15 8→ 9→11→13 *これ、実は足し算だけではなく、引き算の概念を使っていけば、ちょー簡単にできてしまう遊び。コツというか、要領につながる。 でも、絶対に子供に教えてはだめ!ひたすら、計算して移動させていったりして、親はついイライラしてしまうかもしれない。が、絶対に口だしは厳禁。 いつか、気付く。気付かなければそれでいいじゃないか。それが、すごく先を見た教育だと思っている。 教えたらすぐに結果は出る。が、同時になかなか取り返しのつかない思考も生じさせる。 生きる力につながっていくと信じて、あえて見えないものとの葛藤を続けてみようと思う。 私が主催する科学教室は、そんな気長な教育もありかな、と賛同して下さるご家庭の子ども達を集めたいと思う。 私だけではなく、科学教室の類は、どこもそんなことを歌っているように思うが(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.12 10:56:32
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