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テーマ:会話(3)
カテゴリ:生活
■有賀主任の一日(パート2)■
●若く美しいお母さん達との会話● 私達が大切にしているものに、地元の皆様との挨拶があります。 「おはようございます。」 「こんにちわ。」 「こんばんわ。」 私達は警察官ではありませんが、実際に警備服を着ていますと、相手は警戒心を起こすものです。その警戒心を解き放つものが、笑顔と挨拶なのです。 何気ない日常の挨拶が、相手の不安感を取り除き、自然と胸襟を開いてくださることになるのです。 どうでしょう? 最近の人々は、まるで殻に閉じこもったように自分を封じ込めてはおりませんか? その理由には、見知らぬ人と知り合うことに対する恐怖心というものがあると考えます。新聞やテレビでは、毎日のように想像を絶する凶悪な犯罪が報道されております。 何故、日本はこのような物騒な社会になってしまったのでしょうか? 原因は色々と複合的に絡み合っており、一言で語ることは出来ないでしょうが、会話がその緩衝材となりうるということは、言えると思うのです。 ●地元の皆様との会話● 人は誰しも絶対の孤独の中で生きてゆくことは余りに辛く、耐え切れるものではありません。友人や知り合いとの会話があって初めて、人は自らの孤独の寂しさを癒すことが出来るのです。 そして、単調で且つ険しい長い人生の道のりを歩んでゆくことが出来るのです。 孤立無援の絶対の孤独の中で生きてゆけるほど、人間は強い生き物ではありません。 まずは、笑顔、そして会話。 私達の挨拶に対し、8割以上の方々が、明るい返事を返してくださいます。 ありがたいことだと思います。 私達は、それを肝に銘じ、実践してゆくことを切に大切にしております。 それがあって初めて、地元に溶け込み、様々な情報をうる事が可能となるのです。 ●岡本民家園の民家● 日本人は、元々は農業を主体とした家族構成を形成していました。 当然のことながら、大家族制であった訳です。 おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、そして子供達。 そうした中で、子供達は育ち、自然に老人から人生の智恵を学び取っていたのです。それが、高度経済成長時代より崩れ、都市に人口が密集し、反対に地方が過疎化し、老人達は取り残され、父親達は仕事に追われ、出世競争へと巻き込まれ、子供達は同様に受験戦争へと巻き込まれていったのでした。 それは全て人よりも良い暮らしを求めて、他者を蹴落としても勝ち残ったものが偉いという誤った観念を子供達にも植え付けてゆきました。 しかし、バブルがはじけ、町が疲弊し、人々が疲労を感じて後ろをふと振り返った時、本当にそれが正しいことだったのだろうか? そうした疑問を感じるようになったのです。 古い民家の前に立っておりますと、大家族の生活が行われていた頃の匂いというか、生活の残照のようなものを感じることが出来るのです。 喩え贅沢な生活が送れなくとも、みなが力を合わせて生きていた・・・・ そんな時代の残照が・・・・ 私には、感じられるのです。 ●岡本民家園の紅葉● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 30, 2005 12:52:29 AM
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