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テーマ:母親の子に対する愛(2)
カテゴリ:生活
●眩しいばかりの絶対的な愛● 世田谷の砧地区の公園には、母親の子を思う心を表現したオブジェが、沢山あります。それは、神の愛にも匹敵する絶対的愛の形です。 みずからを犠牲しても悔いの無い絶対的な愛、そんな愛が今も存在しております。 が、昨今のニュース報道を見ますと、一部では家族の絆が崩れ始めている例をよく目にします。 何が、家族の崩壊を導いているのでしょうか? それは、経済でしょうか? それが元で、 家族の互いを思いやる心に亀裂が入り始めているのでしょうか? それとも家族といえども一個人という成熟した意識が、自己責任の所在を明確にすることで互いの絆を紐解いているのでしょうか? それとも、 巷でよく言う、親爺の権威の失墜によって、親自体が家族をコントロールする求心力を失ってしまったのでしょうか? 子供を叱ることの出来ない大人達。 叱る自信の無い大人達。 どうして? 子供を叱ることが怖いから? いや、いや、それだけではない筈です。 それでは、権威の失墜の原因は何のでしょうか? 何故、彼らは自信を失ってしまったのでしょうか? 私が考えるのに、それは彼らが信じてきた基盤が根底から崩れ去ったからです。 一生懸命に働けば夢が適い、自らの欲望を満足させられる社会的基盤が失われたからです。 子供達は、早く自立しなければと焦っているのです。 何とかしなくてはと、悩んでいるのです。 そんな子供達にこそ、母親の絶対的な愛が必要なのでは? 優しく包み込む、大きくて無私の愛が。 ●成城の狸● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 11, 2005 06:52:23 AM
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