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迷探偵「明智大五郎」のファイル

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Jan 19, 2007
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■夢見る力■

●我々は年齢を重ねるに従い、どうも保守的になるものらしい。
それは、歳を重ねるに従い社会の中での自らの居場所が徐々に狭められてくるという現実にもよるのだろうが、それ以上に自らの肉体の衰えや思考の硬直化も大きく作用しているものと思う。
永続的に進化し続けるということは、それ故難しい問題だ。進化はある程度の年齢を境にしてどうも停滞するもののようだ。

●今、僕は作品創造の過程に於いて、徐々に形体が崩れてゆくのを楽しんでいる。
形体は色彩へと収斂され、色彩は形態を呼び込むのだ。
その形態は、想像力で創出することは出来ない。
あくまでも偶発的な力が生ずることで、それは成るのである。

●僕は自らがバラバラに分解され、全ての過去が消滅し、存在それ自体が雲散霧消し消失する瞬間を描き出したいと願っている。
それは取るに足りない塵芥に等しい存在だ。
が、翻って考えれば、その微小なる存在か宇宙から捉えれば人間の本質なのだろう。

●最近のテレビや新聞のニュース報道を見れば、誰しもうんざりするだろうが、人間は完全に人間としての尊厳を失ってしまったようだ。
今や、人間は機械同様、単なる物質に還元されてしまったのだろうか?
金の道具になることで、人間は奴隷にされてしまったのだろうか?
資本に隷属する道具としての「モノ」
それが人間の本質ならば、類似した犯罪は後を絶たないだろう。
「バラバラ殺人事件」
我々は、もう一度「人間」としての復権を叫ばなくてはならない。
塵芥に等しい人間を破壊するのではなく、巨大資本そのものを解体せよ!破壊せよ!
僕はこれらの作品にある意味を篭めた。

天啓と黙示録

↑僕の最新の作品です。
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Last updated  Jan 20, 2007 06:08:52 AM
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