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カテゴリ:捨て猫の問題
秋が近いのですかね。 夜になると虫の合唱が響いております。 そして、明け方には、めっきり冷え込んで参りました。 こんな季節には、やけに人恋しくなるものです。 そういえば、南沙織の歌に「人恋しくて」という名曲がありましたっけ。 そんな事を、ふと思い出しました。 当時、私は南沙織に夢中でした。 「17才」でデビューした彼女は、とても新鮮な印象を与えてくれました。 エキゾチックな風貌と長い黒髪。 少し舌足らずの話し方が、とてもキュートだったのです。 あれから随分、時が流れました。 でも、今も、彼女のCDを時々聴いています。 そういえば、吉田拓郎も、きっと彼女に夢中だったのでしょうね。 その証拠に、「シンシア」という曲を作っておりますしね。 さて、それでは、 昔の画像を再利用して、「古き時代を訪ねて」みましょうか。 これは、夢なのだろうか? それとも、映画かテレビのセットなのだろうか? 沙織は、昭和30年代の町を歩いていた。 そこには、時代の匂いと暗さがあった。 ここは、以前、来たことのある町なのだろうか・・・ 記憶にはないのだが、懐かしさと共に妙に愛着を覚えるのだ。 沙織は、歩きながら自らの過去の記憶を呼び戻していた。 確かに、この町は、彼女の過ごした町ではなかった。 何故なら、沙織が過ごした町では、道の横を大きな川が流れていたからだ。 その川は、雨が降るとよく氾濫して、沙織は踝の辺りまで水に浸かりながら学校へ通ったものだ。 この町には、その川がなかった。 しかし、似ているのだ。 当時、野球部のピッチャーで、沙織の彼でもあった太郎と学校の帰り一緒に歩いたあの町と、とてもよく似ているのだ。 帰り道、お腹を空かせて二人で買って食べたコロッケ、 その味さへもが、呼び覚まされるのだ。 沙織は、歩きながら少しずつ記憶をひも解いていた。 その時、 「あっ!あの店がある・・・!」 沙織は叫んだ! 幼い頃、5円玉を汗ばんだ手で握り締めて通った、 早く行きたくて全速力で走って通った、 あの店が! そこに・・・あった。 きいちのぬりえ、ビー玉、めんこ、ブロマイド、けん玉、すもも、竹とんぼ、プラモデル、ベーゴマ。 などなど。 懐かしい品々が、所狭しに並べられていた。 秋の夜、虫の音色に耳傾けながら、他愛もない文章を書き連ねてしまいました。 では、また。 ●画像だけのホームページを作成しました。 興味のある方は、ぜひ遊びにいらしてください。 The world of the fantasy art by nemochin. part2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 31, 2011 08:28:42 PM
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