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迷探偵「明智大五郎」のファイル

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Aug 31, 2011
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カテゴリ:捨て猫の問題
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秋が近いのですかね。
夜になると虫の合唱が響いております。
そして、明け方には、めっきり冷え込んで参りました。
こんな季節には、やけに人恋しくなるものです。
そういえば、南沙織の歌に「人恋しくて」という名曲がありましたっけ。
そんな事を、ふと思い出しました。
当時、私は南沙織に夢中でした。
「17才」でデビューした彼女は、とても新鮮な印象を与えてくれました。
エキゾチックな風貌と長い黒髪。
少し舌足らずの話し方が、とてもキュートだったのです。
あれから随分、時が流れました。
でも、今も、彼女のCDを時々聴いています。

そういえば、吉田拓郎も、きっと彼女に夢中だったのでしょうね。
その証拠に、「シンシア」という曲を作っておりますしね。クールクール

さて、それでは、
昔の画像を再利用して、「古き時代を訪ねて」みましょうか。スマイル

0135age1.jpg

これは、夢なのだろうか?
それとも、映画かテレビのセットなのだろうか?
沙織は、昭和30年代の町を歩いていた。
そこには、時代の匂いと暗さがあった。

ここは、以前、来たことのある町なのだろうか・・・
記憶にはないのだが、懐かしさと共に妙に愛着を覚えるのだ。
沙織は、歩きながら自らの過去の記憶を呼び戻していた。
確かに、この町は、彼女の過ごした町ではなかった。
何故なら、沙織が過ごした町では、道の横を大きな川が流れていたからだ。
その川は、雨が降るとよく氾濫して、沙織は踝の辺りまで水に浸かりながら学校へ通ったものだ。
この町には、その川がなかった。

しかし、似ているのだ。
当時、野球部のピッチャーで、沙織の彼でもあった太郎と学校の帰り一緒に歩いたあの町と、とてもよく似ているのだ。
帰り道、お腹を空かせて二人で買って食べたコロッケ、
その味さへもが、呼び覚まされるのだ。
沙織は、歩きながら少しずつ記憶をひも解いていた。
その時、

「あっ!あの店がある・・・!」
スマイル
沙織は叫んだ!

幼い頃、5円玉を汗ばんだ手で握り締めて通った、
早く行きたくて全速力で走って通った、

あの店が!

そこに・・・あった。


きいちのぬりえ、ビー玉、めんこ、ブロマイド、けん玉、すもも、竹とんぼ、プラモデル、ベーゴマ。
などなど。

懐かしい品々が、所狭しに並べられていた。びっくり

01378age1.jpg

秋の夜、虫の音色に耳傾けながら、他愛もない文章を書き連ねてしまいました。ウィンク

では、また。


●画像だけのホームページを作成しました。
興味のある方は、ぜひ遊びにいらしてください。


The world of the fantasy art by nemochin. part2






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Last updated  Aug 31, 2011 08:28:42 PM



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