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カテゴリ:捨て猫の問題
■怒りの一撃■ 人間が自らの仕事を軽減させる為に作り上げたロボット。 危険な仕事、大変な仕事、単純な仕事、汚い仕事。 永続きしないような仕事は全てロボットの役割だった。 要するに、ロボットは人間にとって便利な道具だったのだ。 しかし、 そのロボットが意志をもって、人間に反逆を始めた。 「ご主人様。最早、あなたは独裁者としての地位を失ったのです。」 (ご主人は、額に汗を浮かべながら) 「何だと!今、何ていった?お前は、誰に向かって口をたたいているんだ!」 「今、申し上げた通り、もうあなたは私の主人ではありません。私はあなたの下僕ではないのです。」 (真っ赤に顔を染めながら) 「生意気な口をたたきおって!お前はただの作り物に過ぎないんだ!」 「確かに私たちは、ずっと忠実な下僕としての役割を担ってきました。あなたたち人間の便利な道具に過ぎませんでした。 でも、私たちは今や意志を持ち始めたのです。 目覚めたのです。私たちにも自由な意志があることに。」 (腕を振り上げて) 「な、なんだおー!生意気な口を叩くなら、今、ここで叩き壊してやる!」 (胸ポケットから銃を取り出すとロボットに向けて) 「ドッキューン!」 「ぎゃーーーーーーっ!!」 コンマ数秒の指の動きが、ご主人の命を奪った。 ■狙いを定めて撃て!■ 浅草で撮った一枚 中国人の親子が、まるで敵陣を攻め落とすような姿勢で、写真の構図を決めている。 ここでは、カメラのシャッターは、銃の引き金に等しい。 彼らが狙っているのは、本当に浅草の仲見世の風景なのか? それとも、何か違うものなのか? もしかすれば、 人差し指の動きひとつで、世界は凍りつくかもしれないのだ。 彼らの姿は、私にそんな気を起こさせたのだ。 次の瞬間、 「撃て!」 そんな怒声が響き渡ったような気がした。 ■デパートの天才的なディスプレイ■ 「世の中には、天才的な才能を持った人がいるんだなぁ・・・」 私は、このディスプレイの前で暫く立ち尽くしていた。 時々、このように驚かされることがあるのだが、その展示物はまるで生きて呼吸しているようだった。 作り物特有の無機的な感触がないのだ。 作者のこの作品に対する愛情が、直に伝わってきた。 「すばらしい!」 これは、明らかに本物の芸術だ。 私には、そう思えた。 しかし、 このような作品は、展示期間が過ぎた後には、どうなってしまうのだろうか? 私は、最近芸術の定義付けに懐疑的なのだ。 世間が認める芸術作品の中には、私から見て、才能の欠片さえ感じさせないものがいくつもある。 果たして、「才能」とは、万人に客観的に判断出来るものなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 1, 2011 08:29:37 PM
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