迷探偵「明智大五郎」のファイル

『近代文学館』
元々は、前田侯爵邸だった所。東大駒場から徒歩１５分位、閑静な住宅街を歩いてゆくと森のような木々の中に、この建物は現れる。重厚でモダンな造りに当時の栄華が偲ばれる。




『新宿のスカラ座』
一昔前には、東京の主な駅には、このように洒落た喫茶店があった。本を片手に、ハイライトを吸いながらコーヒー１杯で２，３時間は時間を潰したものだ。私も、駅ごとに行く喫茶店を決めていた。古城のような喫茶店も幾つもあったものだ。今となっては、懐かしいね。




『川崎美術館』
私は、この手の造形に弱い。たまらなく好きなのだ。工場にアメリカの商品を卸していた頃、川崎の浮島や扇島には毎日通っていたが、コンビナートのプラントが酷く美しく思えたものだ。深夜、たった一人で集塵機の中へ入り込み、補修等をしていた時に、地獄とはこんな光景かもしれないと、まるで生き物のように間欠的に吐き出される粉塵を見ながら妙に感動したものだ。

こうして、昔の写真を紐解いてゆくのは、見る人には興味はないかもしれないが、意外と本人は楽しいものだ。
最近は、アクセス数とか全く興味が無くなったので、気楽にページが作れて楽しい。
もし一人でも、こんな写真に興味を覚える人がいたら、それもまた楽しい。

●画像だけのホームページを作りました。
興味のある方は、ぜひお寄りください。

The world of the fantasy art by nemochin.



『自由が丘の建物』
この写真は、おまけです。でもこの建物も素敵だよね。
では。