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今日は「ウークイ」御先祖様たちがお盆を実家で過ごして天国に帰る日です。
僕はカミさんと親戚関係の家に拝みに行ってきました。 5軒目で八重商と千葉経大付の試合が始まってしまい、結局最後まで見てしまいました。 春の選抜の時もそうでしたが八重商の土壇場からの根性は凄すぎる。 4点差の時は負けるものと思ったら追いつき、また離されてこれでダメと思ったら・・・。 ご先祖様はだいたい7時くらいにお送りするのですが、今日は八重商戦とぶつかり、 みんなテレビに釘付けです。誰も動こうとしません。 「オジイも試合気になって終わるまで、天国に帰れんさー」と大笑い。 結局、延長戦まで試合がもつれ込み、最後は八重商がなんとか勝ちましたので、みんなも上機嫌。 「オジイ達も安心して帰れるサー」と天国で使うお金「ウチカビ」を燃やしてお送りしました。 それにしても本当に沖縄は「ご先祖様」を大切にするところです。 それにほとんどの会社は今日休みなのです。夜テレビで「天国からの手紙」もやってましたね。 以前の日記でちょっと触れましたが、江原さんのような方を沖縄では「ユタ」と言います。 そしてこの「ユタ」さんが沖縄には多いです。 沖縄は「チムの文化」と言う表現もあってこの「チム」とは「肝」「胸」と表します。 また「チム」の他にも「ククル」「ソー」「マブイ」など心に関する言葉があります。 その中でも「マブイ」が「魂」とか「霊魂」的な意味合いを持っており、 ビックリした時にはマブイが体から抜け落ちてしまい、病気や心身が弱くなると言われ、 「マブイ込み(マブイぐみ)」と言って魂を込める祈りをやってもらいます。 近所のオバァでもよいのですが、霊力の強いところなどでは、 「ユタ」さんにお願いしてもらうことが多いのです。 沖縄は日本で唯一、地上戦の行われたところでもあります。 そのため県内県外を問わず、多くの尊い命が沖縄で奪われています。 今だに成仏できていない方も多いと思います。 ユタさんに聞くと「行っていい場所」「行ってよくない場所」があります。 もちろん、人それぞれですから感じる方もいれば、全く感じない方もいらっしゃるでしょう。 僕も霊感は全くない方ですが、沖縄に住んでから近づかなくなった場所もいくつかあります。 そしてまた、ご先祖様を敬う気持ちも強く持つようになったのも沖縄で暮らし始めてからです。 遠く離れたということもあるかもしれませんが、 沖縄の方々の先祖を敬う気持ちというものに深く感銘を受けました。 今の家族が健康でいられるのは、やはりご先祖様のおかげだなぁ~と。 たしかにご先祖様がいなければ僕もここにいない訳ですからね。 あらためて合掌です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/08 11:01:19 PM
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