カテゴリ:番外編
東京出張がここ毎月続いておりました。
残念なことに沖縄ではなかなか旨い魚が食えない(ちょっと読んでみて下さい。)ので、 県外に行ったときは、ここぞとばかり魚三昧の日々を過ごしています。 (一日3食「魚」も珍しくない。朝:焼き魚 昼:海鮮丼 夜:刺身) そんな折、水道橋で偶然発見した店がここ。東京島々の地魚と地酒の店 「Shio-Sai」 そしてなんと、偶然にも西表島出身の若者が働いておりました。 東京で修行して、島に帰って店を出すとのことで、一生懸命マジメに働いています。 西表から大都会「東京」に出てきて働いている。そして偶然にも出会えた。 それからは、立ち寄れる時は必ず立ち寄っています。 その上、刺身美味い。 なんと言ってもランチの「海鮮丼」(\850-)これが最高です。 日頃、刺身食ってる人はそれほどの感動はないかもしれませんが、 キンメ、青鯛、石鯛、かんぱち、アジなど旬の島魚がどんぶりを飾ります。 味噌汁も東京の味噌汁です。実家の味がします。メシもちゃんと酢メシです。 正直、沖縄ではこの値段で食えないですね。っていうか沖縄で食えない魚ばっかですし・・・。 ん~、写真撮るの忘れていた~(涙) 今日は彼の顔が見えない。 「店長、実はしばらく東京来れないかも知れないのよ。ありがとうね」と店長に言った。 しばらくすると、西表の彼がテーブルに顔を出した。 「今、駅前でチラシ配っていたんですが、『いいから、すぐに店に戻って来い』 って店長から電話があったんで・・・。」 「しばらく東京来れんかも知れんから、ちょっと寄ったからよ」と言うと、 「本当にいつもありがとうございます。 俺、なんにもできなかったんで・・・迷惑じゃなければ今度魚送らせて下さい。」 と彼が言いました。「マジで遠慮しないからよ~、楽しみに待ってるよ」 しばらくのご無沙汰となろうと言うことで、 彼は僕が店を出る最後まで頭を下げてくれました。 自分の夢を実現させるため、東京で一生懸命頑張っている西表の青年。 そんな彼を見ていると、自分も頑張らんといけんなといつも思う。 もしかしたら、心のどこかで今の自分を彼にダブらせていたのかもしれない。 ありがとう、俺もおかげで頑張っているよ。 「正月には西表に戻って獅子舞かぶりたい、でも戻れるか戻れないか微妙です」と言っていた。 那覇に寄れたら一緒に飲もうと約束はしたけれど、 今度「海鮮丼」食える日は春先になるかもしれんなぁ。チバレヨ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/12 11:32:42 AM
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