カテゴリ:沖縄の一般常識!?
沖縄で「酒」といえば、「泡盛」と言うイメージですが、
で、この泡盛、県外の方は「強い酒」「酒飲みが飲む酒」と思われがちですが (まぁ~実際その通りなところもありますが・・・) 実はそうでもないんです。たしかに強い泡盛もありますけどね。 その泡盛ですが、ウチナーンチュはたいがい「島」と呼んでます。 ここ沖縄でも、最初の1杯目はビールが多く(初めからシマの人もいます) 乾杯のビールを飲み干すと「さて、とりあえず島いくか~」ってな具合になります。 そんな「シマ」ですが、だいたい飲むのは25度~35度が中心です。これは焼酎と一緒です。 飲み方は水割りが一般的です。(当然ストレートで飲まれる大先輩方も大勢いらっしゃいます) お湯割りは飲めないことはないんでしょうが、まず店で見たことがありません。 昔いちどお湯割りセットを頼んだら出てきた記憶がありますが、 焼酎類も置いてある店だったのかもしれません。 ここで面白いのがシマにこだわっているウチナーンチュの方が非常に多い。 もともと地元の蔵元をひいきして飲む傾向は強いのですが、 40歳以下のウチナーンチュは地元に関係なく自分のシマにこだわりをもっています。 例えば社内の飲みで比較的若い連中(40歳以下)でシマを頼む時の会話。 「あい、そろそろシマの時間がやってまいりました~。 ハイ、何頼む!?今日はお前が主役だからお前の好きなシマ頼め」 と幹事がその日の主役を決めて「シマ」を選ばせます。 みんな、全く飲めないシマはないのですが、自分で注文するのはこれという銘柄があります。 「はい、今日はタイセー(沖縄は下の名前で呼びます。それはなぜかって!?同じ苗字がいっぱいいるからさ~)、ヤーが選べ」ってな具合です。 「じゃ~、多良川」すると誰かが、 「ハッシェッ、タラガワ~!?飲めるわけないだろ」と文句を言い出します。 「じゃ~選ばすな~」ってな感じで軽いバトルが始まり、 大体、「菊の露(ブラウン)」「久米久米(久米島の久米仙)ブラウン」あたりに落ち着きます。 若者ばかりだと残白あたりでしょうが、その中でもこだわりの若者はあえて、 「はぁ~、残白か~、美味くないば~」などと異議を唱えます。 内地で言えば、焼酎選ぶのにここまでもめません(ある意味テーゲー) 沖縄はそれだけ自分達の酒にこだわりをもっていると言っても過言ではありましぇん。 しかし、ここ数年沖縄の若人の間でも徐々に酒離れが目立つようになってきてます。 店で飲む時は自分だけカクテルやビールオンリーという連中が増えているようです。 (ぶっちゃけ、こういう人間がいるとワリカンでわりが合わないんだよなぁ~) 私事で恐縮ですが、昨日も飲んでしまいまして~ 帰りは定番の運転代行。ちなみに料金は10kmで\2,000でした~。 それでは、今日はこのへんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/02/23 08:55:26 PM
|
|