|
カテゴリ:りぁる
どぉしても、書きたくて。
んとですね、こないだ、風邪で『患者さんにうつしたらダメだけん』って教官に帰らされちゃってガックリしておうちにいた時です。 テレビをつけました。 ワイドショーは全部、『本田美奈子さんのお通夜』でした。 はぃ。 本田美奈子さんがどんな人だったとか、ハッキリ言って、今回ので初めて知りました。 入院したってニュースはなんとなく聞いたよーな記憶はあるけど、 全く知りませんでした。 急性骨髄性白血病。。。 白血病ときくと、大好きな渡辺健さんや市川さん、カンニングの中島さんでもなんでもなく、 Sくん。 1番に思い浮かぶのは、Sくんだけです。 前のブログを、読んでた人はお解りでしょう。 Sくんは小児科で私が受け持っていた患者さんです。 そのコロのブログを読んでくだされば… ついでに言うと、10月の始めのも読むとわかると思います。 7月7日。 私にとってはいろんな記念日だった7月7日に手術という、前日までが実習期間で看ていました。 それにしても本田さんはすごぃ人ですね。 笑顔と努力と優しさと。 みんなに愛されるステキな人だったんですね。 涙もろい私は、南野陽子のコメントだけですでにボロボロ泣いてましたが 自分のしたいコトをするために、 たくさんの努力をして、 多くの人達に感動を与え、愛され、、 病気が治ったら…って先の先まで輝いてた。 すごぃです。感動します。 それは、それ。 Sくんは…その先にはどんなコトが待ってただろ。 9歳。まだ何もみえない。 小さな世界のまま。。 あんなに学校に行きたがってた。 勉強したがってた。 たくさんの友達を作って、 たくさん遊びたがってた。 大部屋の時は隣のベッドの赤ちゃんをかわいがり、 向かい側のわがままで自慢したがりなコとも仲良くしてて。 看護師さんや私達の言うコトはちゃんと受け入れて、 言うことはちゃんと、 文句も言わずにきいてくれた。 怖がりで、検査や治療がキライで、 逃げ出そうと暴れるほどだったのに、 私が一緒についてると、自分から検査台に乗った。 私の手を握り締めて、泣き叫びながらも、 頑張った。 それは、それなんだ。。。 本田さんは、輝けた、みんなに愛されて逝けた。 幸せじゃないか。 Sくんはまだ何も知らないまま。。。 それは、それ。だけど!!!…コレは、私の勝手な見解(_ _。) 本田さんだけを通してみる世界 Sくんだけを通してみる世界 2人を通して見る世界 全部違う。全部。 あー・・・人を、比べちゃいけないんだったね。 こないだ学んだばっかりだったじゃない。 比較しては、いけないんだった。 自分と人も。 人と人も。 やっぱり、涙なしでは、やってけないんだよねー ここらへん。 素直に、つらいです。 こんなんで、やってけるのでしょうかねー。。 ちょと、書き方悪かったかも…ってコトで追記です。 Sくんは病棟内の医療従事者、ご家族、そして私達学生に愛されていました。 みんなに愛されなかったってわけじゃないんです。。 Sくん自身への悲しみも大きいのですが。 それと共に、ご家族…特に放射線治療ではいつも一緒に待っていたお母さん。そして骨髄提供者となったお姉ちゃんのMちゃん。その後どうされているのか。。 主治医のセンセも、とてもとてもステキな人でした。 考え出したらとまりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|