愉快なビションフリーゼ３匹とEleecaBooの日記

趣味で知り合った仲の良いお友達が亡くなって、
今日で５年になります。

彼女は『膠原病』と言う『難病』で亡くなりました。

そんな彼女は病気に最後まで負けずに明るく、本当に頑張ったと思います。
今でも、辛い顔より「笑顔」の彼女が浮かびます。

最初は風邪か？と思っていたのが
１ヶ月も２ヶ月も風邪のような症状が続き、
精密検査をした所
『膠原病＝難病』
と診断されたようです。

彼女とは４年ぐらいのお付き合いでしたが、
その４年間は深かったです。
年齢も上だったので、良きお姉さん的な存在でした。

なかなか人には病気を理解してもらえないのをわかっていて、
他のお友達には話をしていなかった、
でも、何故か私には、
『こんな病気には絶対になってほしくない！』
と言う事から（だと思う）病状等を話してくれました。

知り合った頃から、１年に１、２度は検査入院し、
『また薬が増えちゃったよ～～』と笑って話していた
彼女の姿が今でも忘れられません。

腎機能等の低下等など･･･
生きていく為に、
病気で沢山のお薬を飲んでいて
お薬を飲み忘れると、
ムクミが酷くなったり、
怪我をしても、血が止まらなくなったり、
ちょっとの事でもアザが出来きなかなか治らなかったり･･･等など･･･

一緒に何処かに旅行に行っても、
『ちゃんと薬飲んだ？！』って私も気にしてたり･･･

最後に電話が来たのは病院からでした。
　　今ね、私のご飯で、点滴やら色んなのが一杯くっついてるんだよ～。
　　私カテーテル入れる事になったんだ～、
　　でもローライズとか着たいからなるべく
　　下の方に入れてもらう様に医者に交渉してるの！！
って笑って電話が来ました。

そして、今までは、
　　『入院しても絶対に病院にはお見舞いに来ないで！』
と言っていたのに、この時の入院の電話では何度も
　　『病院にお見舞いに来てよ!』って･･･
彼女は何気に『自分の死』をわかっていたのかな？

その時期、私の祖母が大変な時期で
２４時間ほとんど付っきりで、介護をしていたので、
埼玉の国立病院までお見舞いに行けなかった…
ど～にか時間を見て、お見舞いに行ってあげれば良かったなとも思うし、
弱った彼女を見ないで良かったとも思う…

それに、あんなに元気な声で電話があったので、
亡くなるとは思ってもいなかった…

最後に電話が来てから１週間後ぐらいから
メールを送っても、メールの返信がなくなりました。
２週間ぐらいから、メールオーバーでメールが入らなくなりました。

彼女は一人暮らしだったので、
私もど～したら良いのかわからず、
取り合えず、入院していた病院に電話を入れましたが、
『転院しました･･･』との回答…（個人情報保護法でだと思う）
そんな転院なんてありえない！と思い、
自宅にお手紙を書いた所、
以前に一緒に行った、旅行先で彼女とお茶をした所で
私の携帯にご家族の方から亡くなったとの連絡を頂きました。
勿論、人目を気にするどころか、電話をしながら号泣でした。

不思議な事に彼女の命日を忘れた事はありません。
毎年、命日にはご実家にお花を送ってます。
彼女から『私の事　忘れるなよ！』と言われてる気がします。
確かに　亡くなっているけど、
私の中では、彼女は生きてる…
ちょっと遠くに行ってて、会えないだけだと･･･

ここ2日間で睡眠時間3時間なのでそろそろ寝ます～。