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今までよりも、そしてこれから先も、幸せにしたくて、 人生を掛けて、守りたくて、 誰よりも、大切にしたい。 これから先も、今までも、愛している。 そんな女が君なのに、 人生で一番、傷付けてしまった。ごめん これは10年ほど前の今頃の季節に、同じく、私が人生で一番愛した男から言われた、別れの言葉でした。 その言葉を飲み込んで、「私も、愛しているわ」と伝えて、別れたのを、今でも覚えています。 韓国ドラマ『紳士の品格』を観ました。 チャン・ドンゴン氏が12年振りのドラマ出演ということで話題になったもののようですが、どうも最近、ますます飽き性が加速して、ドラマを最後まで見切るというのが出来ず、途中で飽きちゃうんですよね。。。。 でも、私の大好きな『シークレット・ガーデン』の制作陣が作っているという事と、 何より、我が叔母が、昔から、チャン・ドンゴン氏の大ファンで「絶対に、彼の作品、一つでいいから観て」と前々から言われていたのもあり、「まぁ、つまんなかったら、途中でやめればいいや」と見始めたわけです。 最初は、可もなく不可もなく、ただただ、主演女優のキム・ハヌルさんのスタイルの良さ&杉本彩さんに似ている~という感想だけで、タラタラ観流していて、途中から観る速度が落ち、だんだん「まぁ、そろそろ。。」と、観るのをフェイドアウトさせる予定でおりました。 そうは言っても、チャン・ドンゴン氏の演技のうまさ…気持ちの変遷が分かる、表情の絶妙な変化に唸ったり、男性の、愛する女性に対する色々な気持ちを知って感動したり等々あったので、まぁ、観ていたんだけど。 が。 君を傷付けるために、君を愛したんじゃない。 君を幸せにしたくて、愛したのに、一生分の涙を流させてごめん この言葉達が、今まで、私の中で、固く固く紐で結んでいた記憶の箱の蓋を膨れ上がらせ、 ダムが決壊したように、涙と一緒に、溢れ出させ、そうして、ようやく、気付きました。 幸せ過ぎた愛の、悲しい結末。そして、それでもあった、確かな愛。 彼の言った、ごめん、も。 彼が受け入れてくれた、ワガママも、私の全ても。 そして、彼が姿を消したことも。 彼なりに、後悔も、申し訳ないという気持ちも、そして、それでも愛しているという卑怯な自分も。 情けなくても、彼なりの、精一杯だったんだ。 私はそれに気付かず、「私が傷付いてるって、気丈に振る舞っているのは、泣くと立ち直れないほど崩れるからだって、分かってるのかな。愛してると言っていても、私を大切にはしてない。本当は愛してなかった」んだという湧き出てくる感情に、ずっと、押し潰されそうだった。 でも、ようやく、「彼なりに、申し訳ないと思ってたんだ」と気付いて、 今までずっと、不確かだった「愛している」の彼の言葉が、ようやく、本当になった。 私たちは、別れという結末を迎えたけれど、そう、私たちは精一杯、愛する人に愛され、愛し合っていたんだ。 ドラマの途中で、イム・テサンが、ソ・イスに、キム・ドジンの別れの意味を教えます。 「22歳の子どもの自分から君を守るため」だと。 当時、彼は25歳、私は23歳でした。 世間では当たり前に大人の歳だけど、やっぱり、子どもだったよね。 それでも、25歳の男は、彼なりに、23歳の私を守ろうとしてくれたし、 私たちは子どもだったけど、私たちなりに、全力で愛し合ったのだ。 今こうして、私は、自分の愛した男に愛されていたんだと、ようやく確信できて、 ようやく、前に進める。 今まで、幸せな人生を送って来なかった。というソ・イスに 36歳からのこれからの人生、君は幸せの絶頂期を迎えるんだよ。というキム・ドジン。 『シークレット・ガーデン』では、「今まで、苦しんで、辛い思いをした分、幸せになれ」と天国のお父さんに言って貰って、愛するキム・ジュウォン(ヒョンビン)と結ばれる、キル・ライム(ハ・ジウォン)。 私も、ようやく、幸せを掴む準備が出来たんだ。 『紳士の品格』は、私の大好きな最後。 "Good Bye, Boys." そう、だから。 私も、 "Good Bye, my little loves." お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月02日 16時26分28秒
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