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カテゴリ:京王線
かねてから噂されていた京王の新しい事業用車。
先月の上旬にJ-TRECの横浜事業所から若葉台車両基地まで陸送され、 下旬には相模原線若葉台~橋本で試運転が行われるようになりました。 土日にも試運転が行われたので撮影してきました。 ▲ 京王堀之内~南大沢駅間にて。 ▲ 南大沢駅にて。 ▲ 京王永山駅にて。 ▲ 京王多摩センター駅にて。 新しい事業用車の形式はデヤ900で、 9000系の特に0番代を基に設計されたと思われる点が多く挙げられます。 (前面の貫通扉の幌受け、車体下部の裾絞り、扉などなど) 編成は2両で新宿寄りがデヤ901、京王八王子・高尾山口・橋本寄りがデヤ902となっています。 デヤ902は前パンとなっていますが、何故かほかのパンタグラフとは逆向きに設置されています。 また、行先表示機および種別表示機が何故かLEDではなく幕となっており、 しかも営業用車両ではないにもかかわらず「特急」などの営業用種別の幕や 「京王八王子・高尾山口」といった現在では実施されていない分割列車の方向幕まで備えてあるようです。 (このような幕があるのは以前別の車両で使用していた幕をそのまま流用だけだからなのだとは思いますが。) さて、今回導入された事業用車は公式発表によると 総合高速検測車「Dynamic Analytical eXpress (ダックス) 」や 運搬用貨車 (チキのことか ? ) を牽引するほか、 排雪板を備えており、降雪時に運行させることで線路上の除雪を行うとの記述がありました。 DAXやチキは現在はデワ600の編成に組み込まれることで牽引されており、 デヤ900においてもデヤ901とデヤ902の間に組み込まれて牽引されるのではないかと推測しています。 デワ600は現在の役目をデヤ900に明け渡すことになるので、 デワ600の去就についても気になりますね。 ▲ 京王多摩センター駅にて。 ▲ 京王稲田堤駅にて。 ▲ 地上時代の調布駅にて。 ▲ 中河原~聖蹟桜ヶ丘駅間にて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月14日 23時31分22秒
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