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テーマ:TVで観た映画(3913)
カテゴリ:映画
見事な映画だと思いました。50年代のアメリカが舞台なせいか、昔のハリウッド映画の雰囲気。でも、現代からの視点を入れてるので、そのミックス具合が心地よいデス。
庭園や街の風景や家の中の家具、50年代風女性のドレスなど映像も美しい。ジュリアン・ムーアってそんなに好きなタイプじゃないけど、この映画の彼女は本当にきれい。「めぐりあう時間たち」でも主婦役をしていたけど、上流階級の主婦をするとすごくハマる。 デニス・クエイドが夫役だが、「デイアフタートゥモロー」などの頼れるお父さんのイメージが強いこの人が、こんな情けない役をよく引き受けたな~と変なとこに感心しました。 自分はゲイなのかもしれないとウジウジ悩み、悩みに耐えかね酒に酔っ払い、仕事も手につかず休職、結局、若い男と知り合い本当の愛を知ったので、離婚しろだー? でも、自分の夫がゲイになったら…と考えてみた。私は、「世間体死ね」がモットーなので、夫に「自分の心に忠実に、後悔しないように生きろ」と言います。だって、あんな悶々とした人と暮らしてもうっとーしい、辛気臭い。夫が三人で暮らそうと言うなら、夫の彼と仲良くするのを試みてみるわ。ついでに私もかわいい女の子をゲットして…と心は妄想の彼方へ…。スイマセン。 でも、そのようなことを考えられるのも、今、21世紀というこの時代に生きてるからこそです。1950年代のアメリカって生きにくいこと!白人女性が黒人男性と食事しただけで、あんなひどい目に合うの~?今じゃ、デンゼル・ワシントンなんて、最も美しい男に選ばれたりしてるわよ!(ソースは忘れたがどっかで聞いたわ)。 でも、ジュリアンムーア演じる主人公が、あんな目に合うのも、心がきれいだったせいかもしれない(ゲイにに関しては、ちょっと偏見あったけど)。 パーティの会話のことを「ウワサと悪口ばかりよ」と言ってたけど、そうわかっていたから、自分が変なウワサを流され悪口を言われるようになってしまったような気もする。 ラストのあと、どうなったのか…!?続編つくってほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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