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テーマ:TVで観た映画(3913)
カテゴリ:映画
長かった!三時間半。でも、古典中の古典である作品なので、ほんとに退屈することもなく完了。やはりおもろいです。
「七人の侍」は12年ぐらい前に映画館で見て堪能したのだが、大まかな筋は覚えてても、細かいとこは覚えてなかった。なんと、最後に誰が死ぬかも忘れてたデス。 んで、宮口精二サマです。リンクさせてもらってるカインさんの日記で、以前宮口サマの名前を見て以来、宮口サマを見たい~!あのカッコいい侍を見たい~!とずっと思っていたのです。 耽溺です…。宮口精二さん、カッコよすぎ。七人の侍って、やっぱ一般的には三船のイメージかもしれんが、某HPの七人の侍ランキングでは、やっぱ宮口精二サマが一位だった。当然です。 昨年あった大河「新撰組」みたく美しいツラのアイドル侍もよいが、宮口精二って、昔の日本人っぽい骨格に平坦な面構え、そして細い鋭い目、着物の着こなしから立ち方、歩き方、刀の構え方、ほんとにこの人は、長生きしてる江戸時代の侍なのではないだろうか!と言うほど、ザッツ侍です。 七人の侍の中では、一番の剣豪で、我先にと危ない仕事をサラッとこなすニヒルな役柄、木村功扮する青い若造武士に「あなたは素晴らしい。身も心も」とウルウルした瞳で言われたりするホモっちい場面もあったりしますが、その気持ちわかります。 もちろん、志村喬御仁も素晴らしいです。ところどころに出る威厳。もうすでにこのような威厳を持つ日本人は、ほとんど存在しなくなりました。最後のセリフは、重いです。カッコよすぎです。嬉しかったでしょうなー。こんな役&こんなセリフ言わせてもらったら、役者冥利につきるのではないでしょうか。 世界の三船もコメディアンの本領発揮してて笑えます。が、いかんせん、宮口精二の武士魂が乗り移った演技にはかなうべくもありません。でも、ほかの三船の男らしすぎる演技より私は好きですけど。 サイレント時代の大スター、上山草人が出てるを初めてクレジットで知り、何の役!?と、探していたら、いました。琵琶法師の役でした。セリフもない役なんですが、やはり草人先生の周りだけは違う空気が流れててスゴカッタ…。昔はすごい俳優がいっぱいいましたな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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