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テーマ:DVD映画鑑賞(14196)
カテゴリ:映画
絶対、梁石日の原作読みます。あまりの迫力に朝四時半まで見てしまった。貧乏、暴力、SEX(ほとんど強姦?)、病気、自殺。
金を演じてるビートたけし、やっぱりスゴイ。関西弁できてないけど、そんなこと気にならないぐらい。何度、「たけし(金)死ね!」と憎そく思ったか…。 鈴木京香も老け役、頑張ってやってますな。でも、まだキレイ。たけし(金)の愛人役の女性もスゴイっす…(唖然)。 一番憎そかったのが、田畑智子の旦那役!おまえのせいで…っつーか、女房をしつこくこづく姿、ほんとに死んでほしい2。 オダギリジョー、北村一輝も悪そうな、いい味出してます。ま、北村一輝はいつもだが… それにしても、金のもう一人の愛人役・濱田マリが出てくると笑ける。全体的に本当に暗いというには足りない、独特のどうしょうもない雰囲気の中、タフでうまく立ち回ってる濱田マリとその子どもが出てくると、たくましさに微笑ましくなるのよ(どんどん子ども増えてるし)。他の女の人は、金(たけし)から逃げることに疲れてしまったのか、夢も希望もなくしてしまって流されて生きるだけ。 その疲れというか、退廃というか、そういう全体を包むトーンがスッゴク心そそられたりもするんだけど。 在日韓国人の方々は、ほんと苦労したんだと思う。でも見てて、親戚一同集まって、朝鮮の音楽でみんなで踊ったり、「オモニ」のイメージとか、ちょっとうらやましく思ったりもする。以前、友人に誘われて行った「ワンコリアフェス」とかでもみんな気持ちよさそうに踊ってたな~。 何よりもあの町並みが懐かしい。以前は通勤途中に鶴橋を通ってたので、たまにキムチを買いに行ったり、気が向いたらフラッと歩いたりしてた。やっぱちょっと独特の雰囲気(駅近に、拉致された原さんの働いてた中華料理屋がまだ営業してたりする)。 学生時代は二週間ほど、鶴橋の和菓子屋でバイトしたりもしてて、そこに韓国から修行に来た人がいたなーとか思い出した。それと今里に友達がいたし、生野ってなんか好き。 「血と骨」の町並みのセットは、今里とか桜川の景色を思い出した。桜川って、私がよく利用してた頃は、難波から一駅のくせに、かな~りディープな雰囲気をかもし出していたが、今は西難波もかなり変わったし、あの廃れたような雰囲気は変わっちゃったんだろうか…?鉄工町みたいな景色がちょっと好きだった。 とにかく、大阪の下町の町の雰囲気が懐かしい。九条、千鳥橋、桃谷、緑橋、蒲生、天六、京橋、大正とか。話がずれて来たのでやめます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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