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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:映画
昨日の月曜の夜8時半に私が「テレビの力」を見ていると、いつもは10時以降にしか帰って来ない相方が急いで帰ってきて、「映画行こう!今なら『インハーシューズ』に間に合う!」だと。何なんだ、急に…。
「そんなにインハーシューズが見たいのか?」と聞くと「何でもいい!でかい画面で映画を見たい!」と禁断症状が出ている様子。そして「じゃ、エリザベスタウンでもいい」と言う相方。一人で行けばいいのにと思ったがどうしても今日は私の好きそうな映画でもよいので、映画を一緒に行ってほしい様子…何かブキミーー。 だが、インハーシューズは前に一瞬見たいなとは思ってたけど、今はそうでもない。 エリザベスタウンは…うーん、私はオーランドブルームが情けないやさ男にしか見えないので(ファンの方、ゴメンナサイ)、映画館でわざわざ見るのは避けたい。 んで、一度、ちゃんと映画館で見てみたかったテリー・ギリアム監督の「ブラザーズグリム」を見にいくことにした。 観客は10人ぐらいとさすがに少ない。「ソウ2」の方が人気あるようだ。なんと映画館で相方の会社の同僚に出会ってしまったよ~。「ソウ2」を見に来たんだって。私は着の身着のまま、ジャージで行ったので、スッゲーダサダサの汚い人と思われてしまった…(ま、事実なんだが)。こんな夜中に知り合いに会うとはいったい誰が思うか!ったく!どうして田舎ってスグ知り合いにあうのかのぅ~。 気を取り直して映画を見たが、最初っからかなり金使ったと思われるセット、カツラをかぶったマット・ディモンなど俳優の豪華な衣装とか、時代設定描写をリアルにしときつつ、コソッとスルーされそうな細かいギャグを入れているとこは、テリー・ギリアム、あんたも好きねーって感じ。 森で小さいヘンテコな生き物が出てきたときは、ちょっぴり嬉しかった。やっぱりオバカっち大作戦です。テリー、あんたは別の意味で偉大だ!アホアホ街道を今後も真っ直ぐ突き進んでほしいものだ。 グリム兄弟の弟の方の役をしてたヒース・レジャー、前の晩にたまたま「サハラに舞う羽根」を見てたんだが、終わりまでそれの主人公と同一人物とは気がつかなかった。なんか地味な顔でいて演技力あるって感じの人ですね。この人って有名なのか?全然知りませんでした。ファンって多いんだろうか。 映画は、そんなふうに微妙なギャグ、クセありすぎてちょっとイラつく登場人物、ストーリーもわかりやすすぎる内容なんですが、当時のドイツ(フランスに占領されてて、文化が遅れて無能野蛮人扱いされていた)をちゃんと描いてます(セリフは別にして)。小学校か中学の国語でやったグリム兄弟の話を思い出しました。「ドイツは文化が遅れてるとバカにされてる。自分たちの国、ドイツの伝承をちゃんと残そう、とグリム兄弟は決心した」とか、そういう内容でわりと感動した覚えがあったのです。 そう言えば、アンデルセンとグリムって比べられたりするけど、昔、私はグリムの方が好きでした。 それにしても、この映画は好き嫌いが分かれると思われます。ちゃんとした成果を期待されてる方には、ハッキリ言って不向きかも。私はわりと楽しめました。 ハッキリ言って、マット・デイモンとヒース・レジャーのシンデレラのコスプレ姿のグリム兄弟があってもいいかもね、と思うことができる柔軟で余裕のある人にはお勧め! そうそう、予告編で見た「Mr & Mrsスミス」でのアンジェリーナ・ジョリーやっぱカッコいいですねー。私はジェニファー・アニストン派だったのでジョリーを憎たらしく思ってたが、いやはやあのゴージャス&男らしさに予告の段階でホレボレ。以前はアンジェリーナを目指してたこともありましたし(目指すのは自由)。グリムのモニカ・ベルッチもすごくキレイだったし、少しオシャレ熱が再燃しました。もうちょっとキレイにしよ。 「キングコング」もジャック・ブラックがカッコよく(ホントです!)、映像も凄そうなので見たいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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