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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
「シリアナ」鑑賞の余韻も冷めやらぬのに、バカ家族が借りてきた映画がこれだ!
わ、わからない…!!!シリアナ以上にわからない!イってます、この映画。でも、なんか好きだ。 シリアナで頭使ったのに、その直後に頭使わす映画、借りるんじゃねえ!だけど、返却期限が迫っていたので泣く泣く見たとです。 内戦続く国(南米のエルサルバドルとか昔のソ連を合わせたような雰囲気)が舞台。スターリン的な独裁者のポスターが至る所に貼ってあって、住民の殺戮やゲリラの攻撃など、ひどく悲惨な街の光景。そこで、なぜか救済コンサートが開かれることになる。出演はボブ・ディランただ一人。 独裁政府、革命軍、前政府軍、反乱軍、色々出てきて何が何だかわかんねーよ!!! 出演者のセリフは、果てしなくとんちんかんデス。 そのセリフは詩なのか?それとも、哲学的なものなのか?もしくは、禅問答? そうではなく、ただ単にラリってるだけなのか!?と問いたい。 なな、なんと、脚本がボブ・ディラン本人!そうだったのか、この世界はボブの頭の中なのか。 たぶん「シリアナ」は努力すれば理解できるような気がする。いわゆる、努力型映画だ。しかし、この映画は、どう背伸びしても理解できない感覚的な部分が多い。いわゆる天才型だ。この分け方は、多分まちがっていると思うが、あえて言わせてもらった。 バスの中でボブ・ディランと話していた男。 どうして、内戦や革命についての悲劇を語る最中に、あんなオモロイ顔をするんですか?本当に全く意味不明です…。ほかにも有名な俳優がいっぱい出演しているが、この俳優(フレンズのフィービーの弟役の人?)が一番印象に残ってしまった…。 ダメです~この映画、自然に笑えてしょうがないです。マジメに見ようと思って、笑いをかみ殺すんですが、爆笑してしまいます。でも、とてつもなく楽しいです、ラリラリ・エンドルフィンが出てスゴク心地いいのです。ナチュラルハイ、そういう感じです。 このような見方は、間違っていて、掟に反するのでしょうか!?どなたか教えてください! (当方、ボブ・ディランの音楽はアルバム二枚ぐらい聴いただけで詳しくありません。) 私がカフェをしてたなら、お店でこの映画を週に一度は流したいな、とそう思わせる映画。 そして、みんなで、ああでもない、こうでもないとこの映画の意味不明のセリフについて議論したいです。閉店時には、みんなでボブの歌を合唱して締める。 何となく「マルコヴィッチの穴」を思い起こさせる部分がある。そう、ディランが私の頭の穴かで増殖していく感じ。ボブ・ディラン。ボブ・ディラン。ボブ・ディラン。ボブ・ディラン。 ボブのセリフは一体何を意味してるのだろう?と疑問に思いつつも、この映画のボブはカッコいい。その世界にハマりそうだ。 まさに、みうらじゅんが好きそうな映画です。みうらじゅんの音声解説付きの「限定版・ボブディランの頭の中 コレクターズ・エディション」ほしい~~!レンタル版には付録は一切付いてなかったもので。でも、6000円は高い…。買うかどうか迷ってる間に売り切れそうだな…。 この映画と二本続けて「メタリカ:真実の瞬間」という映画を見たが(半強制的)、メタリカのボーカル・ジェームスは「メタリカは大きくなりすぎた」とか悩むんだけど、ボブ・ディランよりメタリカのこの人の心情の方がよっぽど理解できた。メタリカの方がホントにフツーの人だ…。 途中でメタリカをクビになったメガデスの人、可哀想だった。なぜか映画に出演していて、「俺の気持ちがわかるか?メタリカを抜けた後、向こうから来るヤツに『メッタリカー』とか言われてバカにされるんだぞ!今、やっと俺の気持ちをお前たちに言うことができたよ」だって。だけど…メガデスだって充分、有名じゃないすか。ガンバレー。でも彼はメタリカにいたかったのですね…。 家族が言う。「だけど、彼がメガデスをつくったオカゲで、マーティン・フリードマンがメガデスに入って日本に永住するのだから、メタリカをやめてよかったんだよ」 そういうことなのか?クビになった本人の身になってみろ! こんな変文の後ですが、このブログでお知り合いになった、オルフェさんは、ALS(筋萎縮側索硬化症)という難病を治療中です。その病気に非常に効くといわれている薬が保険適用されてないために、薬代だけで月に10万~30万円もかかり、ALSの患者さんにさらなる負担がかかっています。この薬を保険適用するための署名をしてますので、よかったら↓ オルフェさんのページ、ALS(筋萎縮側索硬化症)に効くかもしれない薬の、健康保険適用をお願いする署名活動 について見てください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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