りるっち、カナダで暮らす

あたしのフランスの滞在許可書の期限が１２月に切れた。　
滞在を許されている期間は１年。
更新手続きにいったのは１２月の許可書の期限が切れた日。
それから３ヶ月ほどかかると言われていたが、半月たっただけで、許可書が出来たのでとりに来るようにと連絡があり、早々に受け取りに行った。


自分の生まれた国に住んで生活するには、このような許可書の存在など一切ないのだが、、（当たり前なことだけど）海外で外国人として住むには、その国の滞在許可書が必要になる。　いくら外国人と結婚して、家族としてその国で生活を営んでいても、その国籍をとらない場合は、滞在許可書がないとその国に住むことが出来ないのである。

あたしの場合、、、フランス人と結婚して５年たった。
フランス領に滞在して５年、その間に滞在許可書を１年ごとに２回更新し、３回目の更新で５年物の滞在許可書をもらった。
そして、フランスに引越ししてきた。そのまま滞在許可書は長期のものをもらえると思っていたら、ここにきて、１年期限の滞在許可書しかもらえず、おまけに手続きに２万円ほどの金額を支払って、かなりがっかりした。
おまけに、法律が変わって（この国の法律はよく変わる）フランス人と結婚している外国人でも最初の２年は１年ごとに滞在許可書を切り替える必要がある、、、というような情報を耳に入れたことがあり、また、１年ものの許可書か、、と思っていた。


今回の更新のときに、窓口で、
「今度の滞在許可書は１０年期限のものになるわ」
と言われて、　え？そうなの！！　　と思ったのだが、フランスでは口で言われても実際に許可書を手にするまでは信用できないので、期待しないで待っていた。

しか～～し、　今日取りに行ったら、本物の１０年物の滞在許可書だった。
今までのやつはパスポートに貼り付けてあるシールだったので、滞在許可書を持っていく時にはパスポートを持っていくしかなかったのだが、、
１０年物はフランス人のIDカードと同じラミネートカード。。。
ちなみに以前住んでいたニューカレドニアの滞在許可書はただの厚紙だった…
（今はどうなったのかよくわからないけど）
雨にぬれるとシミがついた。。。

更新のたびに手続き料、写真代などで、出費があるので１０年間更新しなくていいし、いつもパスポートを持ち歩かなくて済むというのはとてもうれしいもんだ。