りるっち、カナダで暮らす

といってもフランスパンの代名詞「バゲット」の話ではない。。
フランスのスーパーで売っている食パンの話である。

フランスに暮らしてる日本人の話題で、こちらのパンの賞味期限が長過ぎて気持ち悪い、、という話を良く聞く。（他の商品のも含め）
この、食パン、製造月日から（はっきり明記していないが、）3週間ぐらい後まで賞味期限がある。　あたしがスーパーに行く時間、いつもパン売り場係りのおじさんが新しいパンの陳列をする時間にかさなる。　おじさんはあたしの顔を覚えていて、陳列する前の新しいパンをあたしにくれる。　だからあたしは店の中では一番製造月日が早いものを手にしていることになる。

あたしは、お買い物の鉄則、スーパーでは賞味期限をちゃんとチェックして製造月日の新しいものを買う事をしている。
が…根が忘れっぽい私は冷蔵庫の中にしまっているうちに賞味期限が過ぎてしまうことが少なくない。
なま物や、パン類は旦那に見つかる前に（彼はとても口うるさい）　こっそりと捨てる。
のだが、　みんなが忙しくなる、クリスマスの1週間前に知り合いをよんでサンドイッチを作ろうと思い、食パンを買った。　しかし、それがキャンセルになり、クリスマス、正月、で盛り上がっているうちに、すっかり忘れてしまった。
正月も終わり、1週間ほどすぎたときに、棚の置くから食パンを見つけた。　賞味期限は12月23日だった。　捨てるつもりだった。。。が、旦那の目をぬすんで捨てる隙を伺ってるうちに、見つかってしまった。

旦那は
「また、賞味期限切らしたもの残して！」というので
捨てようとすると、　
「これ、ぜんぜん大丈夫じゃない、食べるよ」
というのだ。。。
この食パン、賞味期限を2週間過ぎていたのに、カビも生えず、そして、硬くもなってない。作ってから、すでに1ヵ月は軽く過ぎている計算になる。
旦那は平気で食べてましたｘｘｘ
あたしは気持ち悪くて食べる気にもならず、
「子供には絶対あげないでよ」
といってる先から与えてる（涙）
そうやってるうちに賞味期限から3週間過ぎた。まだ2枚食パンが残っている。
相変わらず、真っ白で、カビも生えず、やわらかいこのパン、見れば見るほど、気味が悪い。一体どれくらいの防腐剤と柔軟剤（というのかしら）が入っているんだろう？？？
　
フランスパンのバゲットは1日たつと固くなる。
日本の食パンも期限が1週間も過ぎればカビが生える（よね？）


あたしはこのパンを隠し、いったいいつになったらカビが生えるのか、悪くなるのか、チェックしてる。

うちでは食パンを食べない。
朝は子供達はブリオッシュの食パン型にきったものを食べている。これは甘いミルクバターパンのような感じのパンである。
でもこれも食パンと同じ会社で作ってるもの。　これも賞味期限が3週間ほどある。たいてい賞味期限の1週間前には食べきっているのだけれど、食パンと同じくらいの料の化学剤が入ってるのは間違いない。。
いくら製造月日を気にして新しいのを買い、早く食べきっても体の中にはいってくる化学剤の量はまったく変わらない。。。

恐ろしいことだなあ、と改めて思った。