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弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2024.07.10
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カテゴリ:7月の誕生花
​​晩春から夏に、まっすぐ伸びた茎の灰緑色の葉のわきから枝分かれした花茎の先に、一重や半八重、八重の淡いピンクや濃いピンク色の大輪や小輪の花が次々と咲きます。

7月10日の誕生花は、花弁の先が柔らかくカールした優美なカップ形のトルコキキョウ(土耳古桔梗)のピンク色の花、トルコキキョウ(ピンク)。

花の名は、花やつぼみがトルコ人のターバンに似ていて、原種の一重咲きの花の色や形がキキョウ(桔梗)に似ていることから名づけられました。

別名のユーストマは、属名のEustomaの音読みで、ギリシャ語のeu(よい)とstoma(口)に由来し、一重咲きの花の花冠筒の形からつけられています。

 

トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)のピンク、白、濃紫の花には、花言葉と誕生花がつけられています。

花言葉「優美」は、ほっそりした茎先にフリル状の八重の花を美しく上品に咲かせた姿からつけられています。

 

昭和の初期に渡来した紫色の小さかったという一重咲きの花も、今では日本で品種改良が進み、クリーム色や覆輪など花色も多く、フリンジ咲きやバラ咲きも見かけます。

一昨年の夏、種から蒔いたトルコキキョウが多湿の苦手な長梅雨にも負けず、淡いピンクの花を咲かせていました。

コロナ自粛で隣町のホームセンターと少し遠くの大型スーパーに隣接する花屋さんが閉店し、道路沿いに並んでいたトルコキキョウを栽培していた幾棟ものハウスは1棟だけになっていました。

リンドウ科ユーストマ属(旧学名リシアンサス属)、半耐寒性一・二年草、原産地:北アメリカ
別名:ユーストマ、リシアンサス

トルコキキョウ(ピンク)の花言葉:優美。

トルコキキョウ(ピンク)の誕生花:7月10日

トルコキキョウ(白)の花言葉:永遠の愛、思いやり。
トルコキキョウ(白)の誕生花:7月30日

トルコキキョウ(濃紫)の花言葉:希望。
トルコキキョウ(濃紫)の誕生花:10月11日

トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)の花言葉:清々しい美しさ、よい語らい、優美、希望、深い思いやり、花嫁の感傷。
トルコキキョウ(土耳古桔梗、トルコギキョウ)の誕生花:4月20日、6月13日、7月8日、7月18日、7月20日、8月14日、8月18日、9月1日、9月30日

流通時期:ポット苗を春に、鉢花を初夏に見かけます。
園芸ネット プラス​さんにあります。

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Last updated  2024.07.10 10:30:08
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