カテゴリ:誕生花のない花
春から夏に、まっすぐ伸びた細い円柱形の茎の途中に出した数本の短い花茎の先に、短い柄をもった緑黄色の小花が集まって咲きます。
誕生花のない花は、水辺に生える畳の材料の花、イグサ(藺草)。 花の名は、編んで畳表やむしろにすることからの居(い)という説や、漢名の藺(りん)が転訛したという説などがあります。 別名のトウシンソウ(燈芯草)は、茎の髄を燈明やロウソクの芯として使ったことからつけられています。 イグサは畳表に利用するために水田で育つ香りのよい栽培品種や、草丈の低い観賞用の品種があります。 花言葉「従順」は、細く固い茎が畳表やむしろなどに織り上げられ、粽(ちまき)を包む笹など、物を結ぶのに使われることからでしょう。 花言葉「堅く信じる」は、固い茎と苞がまっすぐ1本に伸びた茎に見え、先のとがった細い茎が束になった草姿をしていることからきているのでしょうか。 イグサは春になると、茎と同じ形で伸びた苞の境目(白く見える所)から小穂を出して六弁花を咲かせるので、1本の茎の途中に花が横向きに咲いているように見えます。 庭の草丈の低いイグサは乾燥に強く、あちこちに飛んだタネで増えて、親と同じ草姿をした葉が固い超ミニサイズのイグサが小さな鉢植えで見られます。 イグサ科イグサ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国、インド 別名:トウシンソウ(燈芯草)、イ(藺) イグサ(藺草)の花言葉:従順、堅く信じる。 イグサ(藺草)の誕生花:― 流通時期:― トオヤマグリーンさんにあります。 ハナショウブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.07 10:30:04
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