らいふ　いん　こりあ　２

みなさまごぶさた。。。
なんだか最近テンション低いりりあんです。。


このところ、疲れてるからなのか
へんな夢をよく見るんですが


私にはしょっちゅう見る夢。。というのがあって
今朝もちょいと二度寝したら
またそれ見てしまいました～


どういうのかというと
ひとりきままに一泊だけ京都のホテルに泊まる、というもので

いつもそのホテルに向かう直前までは
研修会などに参加中で拘束されていて
それが終了しだい夕方の遅い時間に新幹線にのって京都に向かう。。
というシチュエーションなのです。


研修会からやっと解き放たれた私は
その新幹線チケットもまだ手にいれてない状態なので
いつも駅までバスやタクシーを飛ばしながら
座席なかったらどうしよう。。とか焦ってたりする。



しかし、なぜに京都かって？？。。。


ふむ。。たぶん、私、京都と因縁が強い人間のよう。


京都にその昔～むか～し住んでいたのが
何かの事情で泣く泣く出ていったんじゃないかと思います。。。
（たぶん私ととくに縁の深い先祖の誰かが）


ウチの本家は戦前
西陣でそれはそれは派手に呉服商やっていたそうだ。

ちょうど大きな呉服商が百貨店になって行く時期で
ウチも充分それくらい大きかったと聞かされてる。。（←見栄？）


現在は没落してしまいすべて人手に渡ってしまったそうな。。。
（派手な生活を続けすっかりお商売をだめにした。。と聞いている）

住居も雑誌にも何度か載ったほどの立派で価値のある町屋で
それが本家のお爺様のご自慢だったけど

私もその町屋の話をお爺様に直接聞いて
「いつか遊びに行きますね」と言ってたのだけど
もうその機会はなくなっちゃった。。。

でも本家のヒトたちはたぶん今でも京都のどこかに
ひっそりと住んでいらっしゃるのでは。。と思います。


余談ですが、この本家、都はるみと遠い親戚。
そして元宝塚のタレントも親戚の中にいたりして。


こないだ私の父方の祖母のお通夜の晩に
この本家の話題でみんなちょっと盛り上がったものだ。。
ウチの父の兄弟の代まではみんな京都西陣暮らしの経験あり。


とにかく私が京都と縁が深いのは事実。。。

私も学生時代は京都が音楽活動の拠点みたいになってたから
京都の街中に自分が顔を出すなじみの場所がいくつかあったんだけど
それでもいつも感じていたことがある。

「私は京都に居場所がない。。。」

なじみの場所ではあっても「居られない」と感じるこのキモチ。


京都ではしょっちゅう、街中をあてもなくぶらぶら散策したものだけど
そのときも「ああ、私の帰る場所はない。。」という
自分が異邦人にでもなったようなキモチが
歩きながら何度も沸いてきたものだ。


こういうのはいったい誰の想い（記憶）なんだろう。。？？


大学卒業後、京都で暮らしたいという願いがあったにもかかわらず
なぜだか東京に出て行った私。。。


好きなら迷わず住んだらいいのに
そうしなかったのは何でなんだろう。。と
今でも思ったりもする。


でももう住めないんだ。。きっと。
なんとなく、わかる。



なのに京都が恋しくて恋しくて
自分にはもはや家庭があるというのに
夢では未だ独身のまま、ひたすら京都のホテルへと心が焦る。



う～～む、もしや、これは私自身の
忘れ去られた過去の記憶ぅ？？？　


この手の夢を見た後って
しばらくぼ～っとして心があっちにいってしまい
こちら側に帰ってこられない。。



ああ、いけませんね。。

さて、もうすぐ子供たちも帰ってくる時間。
たまってる洗濯物も早く片付けないと！！