カテゴリ:つぶやき
それは、こういう↑ものの有り難味。 ちょっと前に母が送ってきてくれた即席お味噌汁が 何も作る気がしないけど何か軽く口にしたい と思った私には『優しい存在』だった。
子供の頃は具合が悪くて寝ていたら 母があれやこれやと食事やデザートを せっせと枕元に運んでくれた。
おかゆさんだの、プリンだの、 風邪を引くと決まって食べていたもの みなさんにもあるでしょう?
大人になっても風邪で寝込むと ああいったものが恋しくなるのは 子供の頃の『優しい記憶』のせいかしら。。。
とにかく他の人の作ったものがいいの。 大人になって主婦になった今は ふだんほとんど買わない部類の市販品なんかが 急に思い浮かんで食べたくなったり。
自分が調理をしないで済むもののお世話になりたいというのは 『甘えて満足する気分の良さ』をちょっと味わってるところ、あるかも。 風邪引いて少し心も弱るから なんだか「してもらう」ってことがうれしい。
↑写真の黄色い風邪薬も母が実家でいつも常備してるもの。 前回日本に行ったときに実家からもらってきて、 いまや我が家の常備薬でもある。
* * *
風邪をひいたときの『優しい記憶』を 自分の娘たちも将来持つことが出来るんだろうか とふと思ったりするのだ。
いつも他の姉妹がどたばたやってる脇で ゆっくり寝かせてもらえる雰囲気でもなく。
風邪を引いててかわいそうだ、と その子を思って美味しいものを買ってきてあげても 他の姉妹もどうせみんなで食べることになるので スペシャルな扱いもしてやれず。
なんだか、「具合悪いから」と 甘えて満足する快感も味わうことなく 大人になっちゃいそうでかわいそうですね。
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Last updated
2010年12月20日 01時51分13秒
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